約 2,422,506 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/21939.html
登録日:2013/08/23 Fri 23 50 59 更新日:2024/09/24 Tue 16 05 32NEW! 所要時間:約 33 分で読めます ▽タグ一覧 イチバンマスク ウホホマン オプティカル・ファイバー キャッチ・アズ・キャッチ・キャン キン肉マン キン肉マンⅡ世 ギター侍 クロス・ボンバー コレクター ザ・サムライ セイウチンの不幸の元凶←Ⅱ世究極タッグ編 ターンオーバー トゲ付きチョッキ ドン ネプチューン ネプチューンマン ハルクマシーン ハルク・ホーガン パーフェクト・ラージナンバーズ ヘル・イクスパンションズ ヘル・ミッショネルズ マグネットパワー マグネット・パワー マスク リアル・ディールズ 仮面 伝説超人 光ファイバー 喧嘩ボンバー 喧嘩男 囚人4771号 堀之紀 堕落 完狩 完璧・無量大数軍 完璧超人 岸野一彦 巌流島コンビ 弱体化 悪堕ち 新星・ヘル・イクスパンションズ 晩節を汚した男 杉田智和 無冠の帝王 無量大数軍 磁力 稲田徹 究極タッグ篇不人気の元凶その二 竹本英史 老い 老化 老害 老害マン 虫食 覆面レスラー 豆腐メンタル 超人 超人レスラー 迷走 首領 わたしは完璧超人のボス ネプチューンマンだ! 優勝は間違いなく我われのもの なぜなら 完璧超人に負けはないからだ!! 「ネプチューンマン」とは、『キン肉マン』に登場した超人。 デザインは募集超人「イチバンマスク」と「ハルクマシーン」を組み合わせた物。 ……というかどちらもデザイン元が“超人”ハルク・ホーガンなので見た目はそのものである。 名前の“ネプチューン”マンも当時のプロレス中継で古舘伊知郎氏がホーガンを評して叫んでいた「現代に甦ったネプチューン!」のフレーズから付けられたものだろう。 更にコスチュームは“超獣”ブルーザー・ブロディが元ネタ。 必殺技の喧嘩ボンバーが元ネタのハルク・ホーガンとは違い左腕で放たれる事から“不沈艦”スタン・ハンセンへのオマージュも込められていると思われる。 ……つまり、歴代最強ガイジンレスラーが合体した夢の超人レスラー……それが完璧超人ネプチューンマンなのだ! Ⅱ世ではネタキャラだったけどな! 目次 プロフィール 人物 来歴『キン肉マン(無印)』【本編登場以前】 【夢の超人タッグ編】 【キン肉星王位争奪編】 『Ⅱ世』【究極の超人タッグ編】 『キン肉マン(Web連載)』【完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編】 【オメガ・ケンタウリの六鎗客編】 【超神編(仮)】 その他【戦国大戦編】 【劇場版「正義超人vs戦士超人」】 【必殺技】シングル技 タッグ技 【余談】 プロフィール 所属:正義超人(喧嘩男時代)→完璧超人→正義超人(改心後『Ⅱ世』の世界線まで)・完璧超人(新連載。改心後も変化なし) 出身:イギリス 年齢:26歳 身長:240cm 体重:210kg 超人強度:2800万パワー 好物:牛の丸焼き(*1) イメージソング 無冠の帝王(歌 山中のりまさ) 戦績: 対ロビンマスク×(試合放棄) 対超人師弟コンビ○(タッグ戦) 対2000万パワーズ○(タッグ戦) 対ザ・マシンガンズ×(タッグ戦) 一本目○ 二本目× 三本目× 対知性チーム○(タッグ戦) 対スーパー・トリニティーズ○(タッグ戦) 対ヘルズ・ベアーズ○(タッグ戦 備考:途中チーム変更) 対世界五大厄×(タッグ戦 備考:マンモスマンが試合放棄) 対リヴァイアサン○ 担当声優 岸野一彦(旧アニメ/マッスルグランプリ2) 堀之紀(キン肉星王位争奪編) 竹本英史(キン肉マンジェネレーションズ/マッスルジェネレーションズ) 稲田徹(CR夢の超人タッグ編) 杉田智和(完璧超人始祖編) 人物 わたしはその昔、喧嘩男(ケンカマン)だった その時でさえロビンマスクの実力のなさに 嫌気がさして戦わなかったのだ そのわたしが 史上最強のマスクマンの ネプチューンマンとなったのだ! フハハハハハ…!! 宇宙超人タッグトーナメントに部下のビッグ・ザ・武道と共に正体不明の地獄の伝導師「ヘル・ミッショネルズ」を結成し出場した完璧超人軍の首領(ドン)を名乗る強豪超人。 総身を覆うはちきれんばかりに強靭な筋肉と(*2)顔の半分を覆う仮面ネプチューンマスクに長い金髪、そして口髭とくっきり割れたケツ顎が特徴。 ヒゲのせいで老けて見えるが、登場当時は20代の青年レスラーであり世代的にはロビンマスクと大体同じくらいの人物である。若ハゲやヒゲ面のせいで日本で活躍始めた当時は若かったのに老けて見られがちだったのもモデルであるハンセンやホーガンの再現なのだろうか。 上半身には六本(本数がよく変わる)の巨大な鋲の付いたチョッキ(*3)、両膝下にはファー付のレッグウォーマーを身に着けている。 原作ではマスクは銀(若しくは赤)チョッキは赤色、アニメ版ではマスクは銀、チョッキは緑色。 「神に最も近い超人」とされる完璧超人軍の首領であるためたゆまぬ鍛錬と計算高い頭脳からなる高い実力を有し、正義超人や悪魔超人といった他の派閥に属する超人を一括して「下等超人」と呼んで憚らない。 凶器仕様や敵前逃亡といった卑怯な行いを禁じる完璧超人に課された鉄の掟の敬虔な順法者であり、それを破った者は身内であろうと断固とした態度で粛清する。 また、それと別に「超人にとってマスクとは真の実力者の証である」という固い信念を持っており、弱体でありながらファッション感覚でマスクを身に着けて戦う覆面超人(マスクマン)を蛇蝎の如く嫌い軽蔑している。 トーナメント出場には世にはびこる弱体覆面超人への制裁という目的もあり倒した対戦相手からマスクを奪い取る「マスク狩り」を敢行するなど、素顔を明かすことが致命的なキン肉マンにとってはまさに死のメッセンジャーの如き恐ろしい男である。(*4) その正体はイギリス出身の超人レスラー「喧嘩男(ケンカマン)」。 デビューしてからの期間は短く新人と言ってもいい格付けであったが、同時に実に1000試合という圧倒的な試合数を短期間にこなしており、且つその全てを1分以内に対戦相手をKOしての完全勝利という形で収めている猛者の中の猛者であった。 しかし、妥協を一切許さないそのファイトスタイルは世間一般の観戦者からは一様に不評で、その勝利は常に罵声飛び交う栄光なきものであった。 これは試合を常に開始からわずか1分で終わらせてしまうエンターテイメント性の欠片も無い姿勢が「プロレス」を求める側には不快…いわゆる塩レスラーだったことが原因と思われる。 「陸式」のような実力者も存在する完璧超人としては望ましいとも言えるが…。 喧嘩男もまた、自分の信念を譲らぬ頑なな態度を崩さなかったために世間との摩擦を深め、ついには 「自分の強さを認めず、見た目が派手なばかりのロビンマスクの如き偽物のチャンピオンが評価される」 …と世を拗ねた絶望感から自殺未遂を起こすまでに自分を追い込んでいた。 そんな中で完璧超人の首領たる証である「ネプチューン・マスク」を受け継ぐに足る強者を待っていたビッグ・ザ・武道と邂逅。 喧嘩男はマスクと共に世にはびこる下等超人を審判するという完璧超人の使命を受け継ぎ、地上最強の覆面超人、ネプチューンマンとして転生する事になった。 ネプチューンマン!!(ビシ) そうだ…私こそ最強なのだ…! 決して譲れない信念と妄執とを抱き、神に最も近い超人となった男は超人レスリング界に猛然と舞い戻ったのだった。 完璧超人の中ではシリーズ全体を通して最も試合数の多いキャラだが、作中で描かれたのは『旧作』から『Ⅱ世』までは全てタッグマッチだった。 代表的な必殺技がツープラトンであるクロス・ボンバーだからだろうか。 極めて冷酷で対戦相手を大上段から見下す超・上から目線の言動と、外見に違わぬ異様にパワフルでハイテンションな言い回しが特徴。 味方になってからはストイックな強者でありながらも根底には確かな情を宿した人物として描写されており、その強さも相まって人気があった。(*5) …しかし後述のように『Ⅱ世』で登場した際の迷走によって大きく株を落としてしまったという暗い側面も持ったキャラクター。 もっとも、最初に完璧超人へ転身した理由は確かな実力を持つ自分を評価しない世間の風評に対する絶望という割とミーハーなものである辺り、根本的には割と目立ちたがりで名声を欲しがる人物であった事自体はうかがえる。後の迷走もある意味必然ではあるだろう。 WEBで連載されている新章では、完璧超人としての誇りを持ちつつも、旧態依然とした状態で固まっている自軍に新風を吹き込むべく内側からの改革を願う行動家として描かれており、こちらは評価が高い。 本シリーズは事実上『Ⅱ世』との時系列の繋がりが絶たれており、こちらのネプチューンマンが後々老害化する可能性は一応低いものと思われる。 来歴 『キン肉マン(無印)』 【本編登場以前】 喧嘩男としてイギリス国内で活躍していた。 この頃はまだマスクをしておらず、見た目は完全にハルク・ホーガン。 しかし先述の通り、その荒々しく妥協を許さないファイトスタイルが観衆から受け入れられず、いつもブーイングを受けていた。 ただし、喧嘩男はそのイメージと裏腹に実際に対戦相手を殺したり再起不能にした試合はただの一度も無かった。 常に過不足のない実力者に相応しい良心的な対応を取っていた事がロビンマスクから語られる形で判明した。 第20回超人オリピックの国内予選決勝で当時既に世界一のスーパーヒーローと言っても過言ではない上り調子のロビンマスクと対戦するが、組み合った瞬間ロビンに全く歯応えを感じられず、一方的な試合放棄という形で姿を消した。 この無礼千万な振る舞いにロビンは憤懣やるかたなく試合後もかなり荒れていたが、その時控室の引けば開くドアをわざわざ押してぶっ壊して入室。 挑発めいたことを告げ、すぐに逃げ去るという意味不明の行動を見せている。 そしてその後自身の強さが世間に受け入れられないことに絶望し、テムズ川に身を投げ自殺を図る。 しかし川底で武道と遭遇(*6)、彼からネプチューンマスクを授かり『完璧超人ネプチューンマン』へと生まれ変わったことで生き存え、そのまま天上界へ上り修行をしていた。 後年明かされた完璧超人に関する設定を考えると、始祖から冷遇されるようになったネプチューン・キングが直属の配下をスカウトするために、完璧超人として見どころのある喧嘩男を見張っていたものと思われる。 完璧超人となってからしばらくはキングと共に無量大数軍にも所属しており、《完狩》の称号を授かっている。 アニメ版によれば、少年時代は両親と死別し数々の惑星を転々としつつ生き延びてきたが、氷の星にて食料を盗んだ罪で袋叩きにされていたのを、長老セメントス(*7)に助けられたという。 どんなに痛めつけられても折れることのない不屈の闘志を見込まれ、彼の後継者として育てられてきたが、数年前にネプキンに唆されたことでセメントスと決別した。もっとも、少年時代から既にトゲ付きチョッキを着ていたり、時期的にはビッグ・ザ・武道であるはずのネプキンに唆されたと言う話がある時点で上述の話と繋がっているとは言い難いのだが… 【夢の超人タッグ編】 完璧超人の首領は 我われ ヘル・ミッショネルズだ!! 武道と共に地獄の伝道師コンビ《ヘル・ミッショネルズ》一号として黒装束を着てタッグトーナメントに参加。 正体を伏せていたのに一切の審査を行わずに出場を決めた委員会はヤバイ。 登場当初は台詞をほとんど発さず、「クォックォクォ」と怪しく笑いつつ上半身を左右にガクガク揺らしながら2号(武道)と一緒に練り歩く、という、えらく気色の悪いパフォーマンスをノリノリでやっていた。 2000万パワーズVSモースト・デンジャラスコンビの試合に乱入した殺人遊戯コンビが返り討ちになる形で敗北後するとその正体を現し、完璧超人の名誉を汚した両名を粛清した。ナンバーワーン この時、喧嘩男しか使いこなせない幻の必殺技「喧嘩(クオーラル)スペシャル」でケンダマンの上半身を縦に真っ二つにしており、ロビンにその正体を訝しまれることになる。 これは厳密には試合終了後の私闘であり、リング外で二人を挑発後に勝手に争いを起こして両者を殺害した事になると思われるが、特にお咎め無しであった。 一回戦で因縁の相手・ロビンマスク率いる超人師弟コンビと対戦。 自身の正体を疑うロビンの追及をはぐらかしていたがロビンの罠に嵌り組み合ってしまい正体を暴かれた。(*8) しかし、試合自体は終始優勢に進みロビン、ウォーズマン相手にマスク狩りを成功させ勝利をおさめた。 この時武道とのツープラトン「クロスボンバー」でウォーズマンを殺害。 ロビンが喧嘩男との決着の為に開発・温存していたという曰くつきの必殺技「ロビン・スペシャル」を初見で完璧に見切り、「重い鎧を装着しているために後から投げ上げた相手に向かって跳んでも自分の方が先に落下する」…通称「完璧物理学」を応用。 空中でロビンから鎧を剥がし取って自分の落下速度を加速させ、逆にロビン・スペシャルをかけるという、「掟破りのロビン・スペシャル」を炸裂させて完全勝利した。 優勝候補と目されていた師弟コンビを、余力を残してほぼ一方的に叩き潰すという衝撃的な試合展開は出場チーム全員を震撼させた。 二回戦ではマッスル・ブラザーズに敗北したはぐれ悪魔超人コンビに制裁を与えるという面目で試合終了後に乱入し、アシュラマンのマスクを狩り、サンシャインを易々と殺害。主催者でもないのに他人の試合の敗者を襲い、勝手な理由で殺害したことになるが、これまた運営側からは何の処罰も無かった。 続く2000万パワーズとの試合もマグネット・パワーで圧倒し、モンゴルマンのマスクを狩りとって勝利。 彼の正体がラーメンマンであったことを満天下に明かし、晒し者にした。 さらに怒りから突っ込んできたキン肉マンの左腕をクロス・ボンバーで切断する。 この件は先に仕掛けたのがキン肉マンであるため正当防衛とされてしまうのだった。 決勝戦の相手はマッスル・ブラザーズ(ザ・マシンガンズ)。 マグネット・パワーを用いた戦法でマッスル・ドッキングを阻止した上でグレートのマスクを狩り、1セット目を先取する。 2セット目はキン肉マンのマスクを狩ると宣言したが、テリーマンとの捨て身のトリックの前に失敗。 常に完璧に試合を構築していた自分が初めてミスを犯したという瑕疵にこれまでにない狼狽を見せるが、そこにこれまで無口な兵隊としてネプチューンマンに付き従っていた武道が突如修正を入れる。 …実は武道の正体こそ、古代完璧超人界最強とされていた伝説の超人「ネプチューン・キング」だったのだ。 武道がネプチューン・キングとしての姿を現したことでチームリーダーを彼に譲る。しかしマシンガンズの不屈の友情を見せつけられた上、追い詰めた敵を甚振り嘲るこれまで標榜してきた高潔さからあまりにかけ離れたネプキンの言動を目の当たりにするうち、ネプチューンマンは完璧超人の在り方に疑念を感じ始める。 そしてネプキンが鉄柱を凶器として使用するに至って遂にネプキンに反抗し彼に攻撃してしまう。 そうして精神的な隙を衝かれる形でマッスル・ドッキングをかけられる。マグネット・パワーを封じられたことで技を破れず、直撃を許してしまう事となり、2セット目を奪われる。 3セット目はマッスル・ドッキングで受けたダメージによって立ち上がれず、最終的にマシンガンズに敗北を喫した。 試合後「この世には完璧なものがひとつだけある…それは正義超人の友情さ!」(*9)と言い残し、地球に向かってきた完璧超人達を追い払う為体内で爆弾を爆発させる「人狼煙」を上げ爆散、死亡した。 これまで多くの仲間を傷つけられ、自分も深手を負ったキン肉マンだが彼の最期を見届けた後は静かに「男であったぞ」とその気高い死を悼んだ。 【キン肉星王位争奪編】 その勇気ある志を惜しんだグレートハリケーン、フィッシングマン、キャッチマン…通称「完璧超人いい奴3人衆」たちの手によってバラバラになった肉体を回収され、蘇生・復活を果たす。 (Ⅱ世の描写では更にターボメンザ・ターボマン、アモイマンも加わった。) アニメ版では超人預言者の手で復活する展開に変更。 復活後はアタルの預言書の灰を回収し陰ながらキン肉マンチームの特訓を支援。 ジ・オメガマンにその命を狙われていたため、決勝戦では謎の超人「ザ・サムライ」に扮しキン肉マンチームに加入。 サムライとしては古風で貫録のある口調に、夏の風物詩である風鈴の音色を讃えるなど、見事にジャパネスクな言動を取っていた。 元のリングネームが漢字表記なあたり、もしかすると最初から日本文化が好きだったのでは?と思わせるところもあった。 決勝戦でロビンの最期を見届けた後正体を明すが、その真意を訝しむキン肉マンに疑惑を向けられ連携をとれなくなってしまう。 しかし自身の命を賭してでもロビンたちの遺志を継ぐ姿勢を見せた事で和解。 『キン肉マン』史上に於いてもトップクラスのスーパードリームタッグ・『巌流島コンビ』を結成し、キン肉マンと共にフェニックスとオメガマンを追い詰める。 このキン肉マン&ネプチューンマンのタッグは当時史上最強タッグと言っても過言ではなく、正義&完璧の垣根を越えた夢のコンビ結成に全国のちびっこ達が胸躍らせた。 ちなみに実況によればキン肉マンが武蔵で、ネプチューンマンは小次郎の方。 しかしキン肉マンを庇ってオメガマンの「Ωカタストロフ・ドロップ」を受け、更にフェニックスの仕掛けで預言書が燃やされたことで歴史から消滅してしまう。 この時、預言書のページをつるした糸に繋がった縄で前身を縛り上げられ、仕上げに火のついたロウソクを立てられるという屈辱的なムーブから、フェニックスは変態「S」、ネプチューンマンは変態「M」とネタにされている。 それでも試合中継を通すことで全世界の超人に未来への希望を守れというネプチューン・メッセージを放つ。 彼の呼びかけに応じ、世界中から盟友・キン肉マンを応援すべく多くの正義超人たちが決戦の地へと駆けつけるのだった。 最終回ではロビン、ジェロニモ、アタルと共に天界の邪悪大神殿から火事場のクソ力を解放。 試合後、キン肉マンのフェイスフラッシュで他の超人達と共に復活した。 『Ⅱ世』 回想シーンやイメージ図などでその姿が描かれていたが、本人は長らく登場しなかった。 【究極の超人タッグ編】 ウォーズマンと同じくタイムマシンに密航して過去の世界に現れる。 王位争奪編から数十年が過ぎ54歳と歳をとったが、来る悪行超人の襲撃に備え田舎に隠遁し鍛練をしていたため全盛期の肉体を保っている。 一方で孤独な生活を経て再び「完璧な強さ」を求めるようになった。 登場の少し前に海底に敷設されていた光ファイバーケーブルを強奪して取り込むことで、マグネット・パワーに代わる新たな力「オプティカル・ファイバー」を身に着けている。 当初は万太郎達を支援するつもりで過去へと渡るが、行き着いた過去が自身の黄金期であるタッグ編の時間であったため、完璧超人としての栄華を取り戻す野望に駆られ敵に回る。 セイウチンの中にある野生の強さを見出し「ヘル・イクスパンションズ」を結成し新タッグトーナメントに出場するが、 セイウチンの野生を目覚めさせるため洞窟に吊るして蝙蝠に襲わせる 泣き言をいうセイウチンを有名なイギリス寓話に準えてギター侍の物真似をしつつ愚弄し、遂に正気を失わせてしまう オプティカル・ファイバーを使うためセイウチンの牙に穴を空けフッ素を流し込む 等キチガイ化。これも英国超人の宿命か…… 更にマスクだけでなく相手の顔の皮も剥ぐようになりチェック・メイト、バリアフリーマン、イリューヒン、スカーフェイスの顔面をクロス・ボンバーで剥いだ。 二回戦のヘルズ・ベアーズ戦では理性を取り戻したセイウチンを見限り、こともあろうに対戦相手であるマンモスマンを新たなパートナーとして迎え「新星(ノヴァ)・ヘル・イクスパンションズ」を結成した。 更に、キン肉マンを苦しめるべく世界五大厄(ファイブ・ディザスターズ)が大魔王サタン(*10)を召喚しようとした際には、完璧超人としての矜持もキン肉マンとの友情も忘れたのか、マンモスマンと一緒になって召喚を手伝う始末であった。 しかし準決勝の世界五大厄戦では友情パワーを捨て切れていないことが露呈。 若造であるライトニングから「もっともなことをしゃべっているようで、その実、老害を撒き散らしてるだけだ」、「おめえみたいなオッサンがリーダーになるような超人集団に未来はねぇ~~ッ」等とボロクソに言われてしまった。 その矛盾する言動に失望したマンモスマンに今度は自身が見限られ、クロス・ボンバーの誤爆で左腕を破壊されたうえ時間コンビにフルボッコにされ敗北。 見せしめに火山の火口に放り込まれるが、カオスに助けられ、近く復活する20世紀ネプチューンマンとの対消滅を防ぐためカオスのエキゾチック物質で21世紀へと送り返される。 その際「この世にひとつだけ完璧なものがあるとすれば、それは正義超人界の友情だ」と再度口にした。 このシリーズは無印とⅡ世のキャラに加え多数の新キャラが入り乱れる内容であり、ただでさえ間延びした感のあるところにネプチューンマンの離反・チーム組み換えなどの行動が重なり話のグダグダが決定的なものとなった。 また準決勝ではブレブレな言動のみならず、パートナーのマンモスマンがラスボスである時間超人相手にある程度渡り合えていたのに対し、ネプはいいようにやられるだけなばかりか見当違いな指示を出してマンモスマンを危機に陥れる等、実力面でも大いに疑問符が付く有様(マグネットパワーが復活してからは無双するが、直後にマンモスマンの裏切りに至る)。 更には(ネプが差し向けた訳ではないとはいえ)結果的にネプを救出しようとしたカオスの死因を作ってしまった。 夢の超人タッグ編での活躍、王位争奪編でのキン肉マンを助けるためにザ・サムライとなって現れた姿を知る読者からすれば、あきれ果ててしまうレベルの失態である。 そのため王位争奪編終了からⅡ世本編を経て待望のネプチューンマン再登場に歓喜したファンを絶望のどん底に叩き落とすことになってしまったのだった。 『キン肉マン(Web連載)』 【完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)編】 公式ガイドブック『超人閻魔帳』では、元完璧・無量大数軍で《完狩》の称号を持つことが判明した。 無量大数軍に所属していた時期や脱退の理由は現時点では不明。 第二話におけるストロング・ザ・武道の発言を顧みると、王位継承サバイバルマッチの際にキン肉マンに組して戦ったことが決定的だった模様。(*11) シリーズ冒頭、完璧超人代表として三属性超人の不可侵条約に調印。 この展開により、何気に旧連載〜『Ⅱ世』までとは違い、正義超人達と協力こそしたが完璧超人から鞍替えしていなかったことが判明。 この描写からも解るように、新連載(Web連載)以降は“正義超人こそ絶対”とされていた旧連載〜『Ⅱ世』までと違い、悪魔超人と完璧超人も元の属性のままで価値観を維持している扱いで、その上で正義超人と共闘していたとする、事実上の設定の再編が行われている。 「完璧超人の基本はあくまで完璧な強さの追求であり、切磋琢磨するにせよイデオロギーから無用ないがみ合いは不要」と独白しながら署名を記した。 正義・悪魔超人ともリングの上で交流を深めていこうという意思が見えるこの発言は、世界の管理者という完璧超人本来の理念と完全に衝突するものであり、この独白こそがネプチューンマン率いる完璧超人主流派(改革派)の基本理念であると思われる。 ちなみにサインは流麗な筆記体で書しており、なかなかの達筆。荒々しくとも根は英国紳士ということか。 とんでもない金釘文字のアシュラマンとは対照的。 しかし、勝手に代表を名乗ってネプチューンマンが行った調印自体が越権行為であるとされ、無量大数軍からのリンチを受けて幽閉されていた。(一応、後に解放された時には特にダメージを負っていなかったので、数で押し切られてとっ捕まってただけなのかもしれない。あいつら意外に優しいし。) かつては同じ無量大数軍の《完恐》ピークア・ブーと共に首領格ストロング・ザ・武道から特別目をかけられていた逸材だったようだが、キン肉マンに感化され完璧さを失ったという理由で武道からは失望されていた。 弟子への失望がザ・マンを独断に走らせたことを鑑みると、調印式の越権行為はあくまで最後の藁一本だったのであろう。目をかけていたネプチューンマンが友情パワーに感化されて宗旨替えを行ったことが彼を激しく憤らせ、地上への本格進行を決意させる切っ掛けの一つになった事は想像に難くない。(*12) かくして虜囚の身になり長きに渡って出番すら無いネプチューンマンであったが、キン肉マン対ネメシスの試合を前に入院中のピークア・ブーが怪我をおしてネプチューンマンを救出。 第1話から4年越し、174話にてとうとうキン肉マンの前に姿を現し、同時に彼が目指した完璧超人改革の様子も描かれた。 調印式の行動を度々越権・独断と繰り返してきた無量大数軍だったが、実際にはネプチューンマンは完璧超人の議会において当時の主流派を説得し、名実ともに完璧超人の代表として調印に臨んでいた。 越権は兎も角、独断はむしろザ・マンの一存で議会の代表を拘束・調印を破棄して正義・悪魔超人界との全面戦争に突入した無量大数軍の方である(*13)。 こういった要所要所で発生する始祖の独裁もネプチューンマンにとっては完璧超人の枷と映ったのかもしれない。 絶対者ザ・マンへの意見を許されない問題は「私はいいと思う」の時から変わっていなかったのだ。 ネメシスを新たな完璧超人界の旗手として見定めるネプチューンマンは、完璧の流儀に拘泥するネメシスの心を揺り動かさせるのはキン肉マンしか居ないと考え、「必ずネメシスと戦え」と檄を飛ばす。 しかしロビンマスク・ラーメンマンの敗退を見ていつものビビリ癖を最大出力で発露してしまったキン肉マンは、「自分が今まで勝てたのは全てマグレ」などと己を卑下し、すっかり自信を喪失。 かつての強敵、そしてタッグパートナーであった男の醜態に嫌気がさしたネプチューンマンは、本気の喧嘩ボンバーでスグルを抹殺せんと襲いかかった…… …と見せかけて、これはキン肉マンの戦う意志を再確認するための演技。 尤も、キン肉マンへの信頼があるからだが、喧嘩ボンバーその物は本気で放っており、目論見通りに自分の本気の攻撃をキン肉マンが受け止めたのを見て笑みを浮かべた程だった。 初めから失望などはしてなどおらず(二人の信頼関係も火事場のクソ力の断片しか見ていないピークは唖然としていたが)、力の確認と、それをキン肉マン自身に示すことで背中を押すつもりだったのだ。 仮に自分達が止めなかったとしても試合前には必ず帰ってくるだろうとも考えるほど信頼を寄せていた。(尚、元々キン肉マンの側に付いていたウォーズマンも出ていった以降の動きに気付いていたが、ネプチューンマンが来たことで悟ったのか何も言わずに戻ってキン肉マンを待っていた。) 明日は表立って姿を見せることはできないと前置きしつつも、キン肉マンを激励しいずこかへ去っていった。 当日、試合会場にピークア・ブーが駆けつけ、ネメシスのセコンドに付いたのと同時に登場。 会場の廊下から密かにネメシスに対し「完璧超人界を立て直すためにも、キン肉マンに勝て」とエールを送った。 元々ネプチューンマンはキン肉マンに感化されてはいるが、旧シリーズのように正義超人に鞍替えした訳ではなく、本意はあくまでも他の属性の超人達と切磋琢磨することによって完璧超人を更なる高みに登らせようと願うが故の変革である。 そのため、試合中はネメシスにキン肉マンに勝つため慈悲と結束(=友情パワー/火事場のクソ力)を受け入れるよう応援している。 奥義を尽くした死闘の果てについにネメシスが敗れ、介錯のために武道(ザ・マン)がリングへ降り立った際には、ついに自らもリングに乱入し、完璧超人界革新の中心になり得る人物であるネメシスの助命を訴える。 尚、この時ザ・マンをして「お前ほどの男が首をかけるのか」と言っているので、ネプチューンキングに唆されて出ていった上に自分に反する思想に染まっているとはいえ“見処のある完璧超人”として目をかけられていたのが解る。 ネメシス、ザ・マン、ネプチューンマンの三名が語らうこのシーンは名言のオンパレードなので是非単行本を手に取ってもらいたい。 弟子に刃向かわれるという一番の逆鱗に触れた武道と一触即発、ロックアップ寸前となるがそこに悪魔将軍ことゴールドマンが介入。 もはや超人閻魔となったザ・マンには対話の余地はない、この場で抹殺すると宣言する悪魔将軍に対し、ネプチューンマンたちは武道…ザ・マンを背後に守って立つ。 ネプチューンマンは決してザ・マンを排除したいわけではない。ただ、対話を通じてより良い方向へ向けていきたい、ザ・マンに認めてほしいだけなのだ。 あえてこのシーンでは表情が描かれていないが、可能性を見いだした3人の新しい弟子たちの行動にザ・マンも心動かされるものがあったのか、3人を下がらせてゴールドマンとの直接対決に望む。 この際に「今の掟に異論があれば、掟を体現する私の戦いを見てから判断せよ(意訳)」と述べるあたり、既に処罰の意思は無いことが見て取れる。 超人閻魔と悪魔将軍の決着がついた後、ゴールドマンとの約定により引退するザ・マンより、ネメシス、ピークア・ブーともども完璧超人界の後事を託された。 戦闘シーンこそ描かれなかったものの、友情を知る完璧超人として体制の改革に挑んだ知性派としての一面が描かれた事で、読者からは王位争奪編に至るまでの経緯や彼の師であるネプチューン・キングは本当に単なる小悪党だったのか?等、新たに様々な考察がなされるようになった。 ネプチューンマンは完璧超人の理念の崇高さは認めつつも「完璧超人自体の進化が止まっている」と評しているが、完璧超人入りして数年(*14)で無量大数軍へ登用される程のスーパーエリートである彼がそう判断するあたり、不老不死がもたらす組織体制の硬直は相当なものと推測される。 最終決戦でネプチューンマンが呟いた『見方によっては彼(ザ・マン)は独裁者かもしれない』という発言は、永劫に渡り一人君臨し続けるザ・マンを彼が以前からそう見なしていたことの表出ともとれる。 だが同時に『ある種の信念は通っている』『誇りに満ちている』とも評しており、偉大なる先人とその元で技を磨くことへの敬意こそがネプチューンマンを正義超人への鞍替えではなく完璧超人の改革という、より困難な道へと進ませる原動力なのだろう。 ただし、動向や星の白黒で言えばタッグ編・王位編と「ホームを飛び出して勝手に暴れた上、下等超人に二度も負けて帰ってきた(*15)」果てに完璧超人の代表ヅラしたわけで、無量大数軍ベクトルの完璧体質派としては赦し難い感情が湧くのもちょっとやむを得ない。 また、それでもなお議会多数派で結構な存在感を持つらしきネプチューンマンの人間力、更には議会成員たちがザ・マンに抱くもどかしさや抵抗意識も浮かび上がる話かもしれない。 余談だが、総集編『キン肉マンジャンプ』では「完璧超人として健康な体を維持するため昆虫食を始めた」と喜々として語っている。 Ⅱ世を意識しているのだろうか? 【オメガ・ケンタウリの六鎗客編】 前シリーズに引き続き完璧超人の生き残りとしてザ・マン、ネメシスらと共に超人墓場に滞在。 他の勢力の超人達同様サタンの結界によって超人墓場に閉じ込められており、モニターで彼らと共にキン肉マンたちと六鎗客の戦いを見守っていた。 【超神編(仮)】 大魔王サタンが倒されたことで墓場の封印が解かれると共に、解いた当人にして完璧超人始祖として復帰したジャスティスマンによりキン肉マン達がザ・マンの御前に導かれ、古代に於ける天上界の神による超人絶滅の真実が語られることに。 ネプチューンマンはネメシスと共に現在の完璧超人勢力のトップということなのか、ザ・マンの側に付くことを許されるまでになっており、先んじて調和の神のことも聞かされていた模様。 その後、天界より下天し自らの肉体と新たな名を得た超神との戦いでは、先ずは六鎗客との戦い同様に戦いを見守っていた。 戦いが一先ず一段落してからのザ・マンと調和の神による直接の交渉の末、地上の超人達から代表真の男たち(リアル・ディールズ)を選び、天上界に上がる資格を得る為にバベルの塔に挑むということが決まった段階にて、初めに名乗りを挙げたネメシスを(お前は実は年寄りだろうと)制し、ザ・マンとジャスティスマンの許しを得る形で完璧超人の代表として出陣することが決定。 この中で因縁のあるロビンの復活についても特に声をかける等はしていなかった。しかし初戦となったジェロニモとジ・エクスキューショナーとの激闘の後、神々が超人を創造とした理由が明かされるた事で別行動を宣言したロビンに同調。 ロビンの思惑も見抜きつつ、2階に辿り着くとロビンに自身の戦いを見届けるよう頼み込み。完璧超人という存在の意味すら問われる“禍福の神”が下天した超神リヴァイアサンとの戦いに挑むことに。 ダメージを負うと思わずコーナーに誰も居ないのに手を延ばしてしまう…等、読者も心配していたように過去には単独で戦ったことがない=“タッグ屋”である過去をメタ的にいじられる展開もあったものの、その後はロビンの叱責と激励を受けて喧嘩男時代の『孤高の一匹狼』としての本質を取り戻し、“キャッチスタイル”(*16)を復活させる。アメプロの象徴たるホーガンがモデルのキャラでこれを魅せるとは。 初見であるにも関わらずそれにすら対応してきたリヴァイアサンに苦戦しつつも、キン肉マンに対するライバル心から友情パワー(火事場のクソ力)を発動し、最後はザ・マンの理想が現世代完璧超人にも生きていることを証明するかのような正攻法での超神攻略を成し遂げて勝利を得た。 試合後には、ロビンと改めての理想と意志の交換を確認しつつ、最後にロビンに最上階で待っていると言葉を残して、一足先に天界への切符を手に入れるのだった。 最上階に辿り着くと、先に辿り着いたジェロニモと合流する。 共に天界のあるものを目にして「これは神も動くわけだ」と言葉を漏らした。 その後は合流してきた他のリアル・ディールズの生き残り達と共に、宇宙のパワーバランスが崩れたことで崩壊しかける天上界という凄まじい光景をバックにザ・マンと“調和の神”ことザ・ワンの対話と協議を聞くことに。 事実上の和解となったことで、スグル達と同様に集めたカピラリアの欠片をザ・ワンに譲渡し、ジェロニモの自己犠牲を経つつも天上界の崩壊がカピラリア七光線により食い止められるのを確認。 バッファローマン、ロビンマスク、アシュラマンがザ・ワンに従うことを決めて去っていった後にはスグル達と共に超人墓場へ戻り、そこで新たなる脅威となる下天した“刻の神”と彼の生み出した時間超人の存在を知ることになる。 また、ザ・マンからは此の場に居る中ではキン肉マン(スグル)、テリーマン、ウォーズマン、ネメシスと共に時間超人の幹部級である“五大刻”に対抗し得る戦力として数えられていることを改めて伝えられた。 その他 【戦国大戦編】 「おきて破りの虎口スペシャル!!」 セガのATCG・戦国大戦~破府、六十六州の欠片へ~に戦国数寄(コラボレーションカード)で参戦。 キン肉マンが織田信長で参戦していたのに対し、自身は柴田勝家として登場した。 3コストの槍足軽に相応しい武力10に軍備特技を持つため、白兵戦ではまさにダイヤモンドの如き硬さを誇る。 反面統率力は低く、ダメージ計略や妨害計略にはめっぽう弱い。 使用する計略も「喧嘩爆弾」で、カードを押えてチャージすればするほど移動距離が上がり、移動距離が長いほど相手に与える武力ダメージが上がるという同ゲームでの示現流計略。 ただし、使用するのは日本刀でも槍でもなく、自身の腕。 計略ムービーではアックスボンバーを披露し、カードの裏書の計略説明にもしっかりとアックスボンバーと書かれている。 計略使用時には「硬度10!ダイヤモンドアーム!!」とまで叫び、やりたい放題。 一応、勝家が信長と弟・信勝との後継者争いの時に信勝側について戦ったものも、後に信長のもとで戦ったという史実を考慮した配役だろう。 【劇場版「正義超人vs戦士超人」】 夢の超人タッグ編の終盤で自爆した後、爆発の瞬間に出来たエアポケットに飲み込まれた事で奇跡的に生き延びていた。 しかし、生きがいを失い街で暴れ回っていたために超人警察の手により逮捕される。Ⅱ世の老害設定並みにひどい設定である。 フランス超人刑務所に囚人4771号「死なない」として収監され死刑判決を受けるが、執行寸前にキン肉マンにより救出され、南シナ海に浮かぶ未知の島インモラ島への道案内として同行。 キン肉マンと共に七重の塔最上階にて戦士超人軍団の総大将・ビッグ・シンジョウと対峙する。 かつてはインモラ島の戦士超人の一人だったが、邪悪な心で宇宙征服を夢見るビッグ・シンジョウの部下であることに耐えられなくなり脱退したという。 それじゃあ喧嘩男時代は一体何だったんだ…? 最期はビッグ・シンジョウと戦士超人軍団のゲオルグ博士を道連れに、空中で再び人狼煙の爆薬により自爆する。 【必殺技】 わたしとコンビを組むのは ビッグ・ザ・武道 そのコンビの名をヘル・ミッショネルズ すなわち、地獄の伝道師! 二人で協力してやる必殺技 つまり、ツープラトンは クロス・ボンバーだ!! シングル技 審判のロックアップ 相手と両腕を絡めてガッチリと組み合い、その力量を測定する。 喧嘩男時代に超人オリンピック国内予選でロビンマスクと組んだ際、「闘うに値しない相手」とみなし試合放棄したシーンが印象的。 Ⅱ世の究極タッグ編ではブロッケンJr.の弟子ジェイドに対して使用。 一度は「自分と闘うに相応しい相手」と認めたかに見えたが、ある理由により結局失格の判定を下している。 超人強度のみならず、潜在的能力やメンタル面の強さも判断できるとのこと。 後にネメシスもこの技を使用。ネプチューンマン独自の技ではなく完璧超人の技とされた。 じゃあなんで喧嘩男時代にも使えたんだというと、判断方法が組み合った時の触った感覚だから。 大木のようとか岩のようなとか鉄の塊のようなとか、結構フィーリングだったりする。 時間超人のライトニングに行った際はヌメヌメとしたとらえどころがない感覚(*17)で、強さ自体を測る事は出来なかったが、純然たる殺意で行動していることを見抜いていた。 喧嘩(クォーラル)ボンバー 居合切りボンバー、ロンリークロス・ボンバーとも。 その硬度10ダイアモンドアームの左腕から繰り出されるラリアート。 正式にはホーガンの必殺技である腕を直角に曲げて放つアックス・ボンバーなのだろうが、現実のホーガンと同様に腕の角度が曖昧で普通のラリアットになっていたりするのも元ネタ再現と言える。 左腕で放つのは前述の様にホーガンの先輩であり、この技の元祖であるハンセンへのオマージュだろう。 単純な技だが作中でも屈指の破壊力を誇り、相手がかなりの巨漢だろうが軽々と吹っ飛ばしてしまえる程。 これをタッグ技として放つのがクロス・ボンバー。 ツープラトンの至宝であるマッスルドッキングに次ぐ、ツープラトンの極技の一つ。 本編で覆面狩りを行う際には決まってクロス・ボンバーの体勢を取ってきた彼だが、喧嘩ボンバー単体でも覆面狩り自体は可能らしい。 無量大数軍時代はこの技に《完狩》の二つ名が付いていたのだろうか。 『王位争奪戦編』では、当初は正体を隠してザ・サムライを名乗っていたので居合い斬りボンバーとアレンジして使用。 とは言え破壊力は据え置きであり、争奪戦で猛威を振るっていたマンモスマンを場外に軽々と吹き飛ばしていた。 「喧嘩」の字に「クォーラル」の振り仮名で表記することが多い技だが、quarrelとは 論争や口喧嘩 を示す語であり、暴力を使う喧嘩には当てはまらない。(*18) 喧嘩(クォーラル)スペシャル 卍固めを変形させた関節技。ケンダマンを葬った。 ロビン曰く「喧嘩男にしか出来ない」技らしい。 実は現実にあった技であり、元ネタは故アントニオ猪木が一時期のみ新必殺技として試験的に使用していた“新卍固め”である。 ダブル・レッグ・スープレックス チョッキの鋲で相手の背中を突き刺し固定。そこから相手の両足を掴んで開かせ後方へ急角度のスープレックスで脳天からリングに叩き付ける。 思いっきり凶器を使っているがツッコんではいけない。 喧嘩ボンバーと並ぶ代名詞技の様で、ネプチューンマンをコピーしたステカセキングに技のセットアップに入られた段階で、元同僚のターボメンは戦くような反応を示していた。 魔の直滑降 向かってきた相手を自身の左腕で掬い上げるようにして後方に放り投げ地面に激突させる、一種の投げ技。 ソードデスマッチではそのまま場外に落として剣板に叩きつける。 また、超人絞殺刑破りのためマグネット・パワーで剣板を引き寄せ相手に突き刺し、そのまま地面に叩きつける「魔の直滑降スペシャル」もある。 マグネット・パワー 体から強力な磁力を放つ能力。 クロス・ボンバーの威力強化の為に使用するほか、引力・斥力を自在に発生させる事で間合いを問わない戦いが可能になる。 このパワーの前に敗れたバッファローマン曰く『インチキ臭い技』。 完璧超人始祖編において、単なる生体磁気ではなく、地球自身の生命エネルギーを抽出して超人に植え付けたものという事実が判明。 読者の中には完璧超人の極端に高いがあまり戦績に反映されてるように見えない超人強度は、このマグネットパワーによるドーピングなのではという見方もある。 マグネットパワーと縁の無かったキン肉マンが王位編で披露して見せた事から、単純に自前の超人パワーを磁力として放射すること自体は完璧超人以外にも可能な模様。 またオメガ・ケンタウリの六鎗客の一人パイレートマンも不完全ながら使用出来る。 余談だが、本来なら鎧着用+ロボ超人の超人師弟コンビ相手にこそ最も効果を発揮する能力だったと思われる。 ロビン・スペシャル破りももっと無理のない形でできた気がしないでもない。 敢えて使わなかったとすれば、「初戦で手の内を明かしたくなかった」「格闘能力の差を見せつけるため」「ゆでが後から思いついた」等の事情があるのかもしれない。 サンダー・サーベル 上空から落雷を発生させ、それを小脇にかかえて投擲、あるいは抱えたまま突進し相手を刺突・感電させるゆで理論の極みのような技。 相手を釘づけに出来るあたりどうやら電気エネルギー以外に実体があるらしく、恐らく電磁力で集結させた細かい金属のチリを稲妻型に整形し帯電させている模様。 ネプチューンマン曰く『完璧超人最大の秘密兵器』だそうだが、後にマグネットパワーの創始者であるサイコマンからネプチューン・キングを経て連綿と受け継がれた技である事が判明した。 オプティカル・ファイバー 『Ⅱ世』で使用。封印されたマグネット・パワーの代わりに、左腕に海底の光ファイバーケーブルを取り込んで得た能力。 こちらもクロス・ボンバー発動時に使用。 掟破りのロビン・スペシャル ロビンの必殺技。 超人師弟コンビ戦でかけられた際、「重い方が先に落下する」という物理法則完全無視のゆで理論(通称"完璧物理学")に基き、空中でロビンの鎧を奪い取り先に落下して発動した。 この直前に武道に使用された最初のロビン・スペシャルは威力を抑えた不完全版だったため、結果として「好敵手の必殺技の完全版を本人より先に披露して本人に喰らわせる」という正に掟破りなことをしでかしている。 ネプチューン・スライディング スライディングキック。ロビンの攻撃をかわすために使用。 地獄の三重刑 ネプチューンマンが喧嘩男時代に、マスクマン専用に考案した技。 先ず相手にチョークスリーパーを極めたままスープレックスを仕掛けて声帯を一時的に破壊。 その後マスクを前後逆さまにひっくり返してしまい、視覚・聴覚・声を奪うというもの。 仕掛けられたマスクマンは敵が見えず、音もろくに聞き取れず、声を出して助けを呼ぶ事も出来ないまま、マスクを元に戻す間もなく一方的に嬲りものにされ、やがて恐怖に耐えきれなくなって自らギブアップしてしまう。 マスクマンにとっては非常に恐ろしい技ではあるが、逆に見方を変えると、相手を無闇に傷つけることなく降参を促せるという、当時の喧嘩男の本心が現れた非常に人道的な技であるとも言えなくもない。 ターンオーバー喧嘩(クォーラル)ボンバー “禍福の神”リヴァイアサン戦で初公開。 ブレーンバスター(バーティカルスープレックス)で相手を垂直に持ち上げてから腕のロックを外し、自らの身を反転させて空中で無防備になった相手に喧嘩ボンバーを放つ。 メタ的にも“タッグ屋”であると弄られていたネプチューンマンの印象を払拭すると共に反撃の狼煙となった一撃。 喧嘩(クォーラル)スペシャルヌーヴォー リヴァイアサン戦で初披露。 両手で相手の両腕をロックし、左脚で首の頸動脈、右脚で胴体を絞め上げる。 ロビンマスクが自身に対するとっておきの技であったロビンスペシャルと同じく、喧嘩男の頃から隠していた技。 喧嘩スペシャルからすら脱出したリヴァイアサンに対して披露された進化型で、超神であるリヴァイアサンの身体能力を以ても脱出不可能となった程の技であったが……。 ターンオーバー喧嘩(クォーラル)クロス・ボンバー リヴァイアサン戦での決着として披露された技で、この時点でのネプチューンマンの最大奥義。 喧嘩スペシャルヌーヴォーでも決着を付けられた所を、完璧超人の流儀を果たすべく、敢えて自ら外した上でトドメとして放たれた大技。 通常のターンオーバー喧嘩ボンバーと違い、コーナーポストに向かって相手を勢いよくブレーンバスターで押し込みつつ、自らの身体を反転させて鉄柱と挟み込む形で喧嘩ボンバーを叩き込むというえげつない技。 つまりは、ただでさえ強力な喧嘩ボンバーの衝撃を完全に逃げ場のない状態にして叩き込むという究極の進化型と言える。 その名のように“ヘル・ミッショネルズ”の代名詞にして必殺技であった“クロス・ボンバー”を単身で再現した技という所か。 喧嘩男時代のファイトスタイルを復活させ、現世代完璧超人の代表としての道を歩み始めたネプチューンマンからすれば、恥ずべき過去にも成りかねないタッグ屋時代をも肯定すると共に昇華させた技とする見方もある。 タッグ技 クロス・ボンバー 喧嘩ボンバーを用いたサンドイッチ・ラリアット。 ヘル・ミッショネルズ、ひいてはネプチューンマンを代表するツープラトンでもある。 詳細はリンク先へ。 磁気嵐ドライバー ヘル・ミッショネルズよのタッグ技。 磁力で相手を引き寄せツームストンドライバーを決める技。 因みにアニメ版ではこの技の威力によりトーナメントマウンテンは崩壊し、放送を2ヶ月間休止になった。 磁気嵐クラッシュ ヘル・ミッショネルズのタッグ技。地上・空中の二手に分かれてそれぞれ相手を拘束し、地上側はベアハッグ・空中側はパイルドライバーの体勢でマグネットパワーを発生。 お互いを吸引させた勢いで相手同士の頭部を激突させる。 劇中では2000万パワーズをこの技で下した。 マスク・ジ・エンド ネプチューン・キングとのツープラトン。通称アップルシェイバー。 左右から相手の頭部をドロップキックで挟撃、そのままコマのように回転して相手のマスクを細切れに刻んでいく。 巨大な電磁石と化したミッショネルズの回転内部は磁力線の乱舞により大量の誘導電流が発生している筈なので、キン肉マン程の超人でなければマスク云々以前に感電死するものと思われる。 威力があるように見えない上に、せっかくのマスクを台無しにしてしまう(*19)、その上逆立ちしただけでかわせてしまうなど、「完璧」を名乗る割には荒が目立つ技ではあるが、『「公衆の面前でマスクを剥がされる」というキン肉族最大の辱めを受けさせた上で殺す』とドS宣言している為、ネプキンの本来の目的を考えれば、恐らくこれはキン肉マン(引いてはキン肉族)抹殺の為だけに開発された技なのかもしれない。 『素顔を晒す=死』であるキン肉族にとって、まさに大観衆の前での公開処刑に等しい技であると言える。 超人凌遅刑の如く、ジワジワとキン肉マンのマスクが剥がされていく様は、真弓を始めとした正義超人達と観客、当時のちびっ子読者達を「キン肉マンが負けてしまうのか…?」と恐怖と絶望のどん底に叩き落とし、多大なトラウマを植え付けた。 だが、あらかじめテリーマンがキン肉マンと入れ替わっていた(*20)という捨て身のトリックの前に破れた。 因みに地球の磁気を逆行させることで時間の逆流も起こせる。起こせるったら起こせるのだ。 この現象の元ネタは恐らく1978年の映画スーパーマン。 『Ⅱ世』では覆面超人ではないジェイドに対しても使用しており、その時は相手の眼球を抉り視力を奪う残虐技になっていた。 巌流島ドロップ キン肉マンとのツープラトン技。 キン肉マンが空中の相手を垂直落下式水車落としの体勢に取り、逆さまになった相手の足をネプチューンマンが背中越しにロックして落下。ハイジャックパイルドライバーの要領で二人分の加速を加え脳天をマットに突き刺す。 レインボーブリッジスープレックス キン肉マンとのタッグ技。 キン肉マンがジャーマン、ネプチューンマンがダブルレッグスープレックスを同時に放って相手タッグの脳天を激突、追撃のフライングボディプレスで止めを刺す。 劇中ではダブルレッグスープレックスへのカットに入ったスーパーフェニックスをキン肉マンが更に阻止し、 阿吽の呼吸でスープレックスのタイミングを合わせて放った。 原作ではこの技の最中、ネプチューンマンのベストの鋲が背中側に生えているという謎の作画ミスがある。 【余談】 究極のタッグ編での迷走はゆで自身も認めており、彼に引っ張られて作品自体も迷走してしまったと述べている。 なぜこのような迷走が始まったかというと、「自分の老いと焦りをネプチューンマンに如実に反映させてしまった結果であり、更にその迷走がカオスやマンモスマンといったメインキャラを巻き込み、足を引っ張ることになってしまった」とのこと。 実際、作中でも老いを気にする発言があったり、敵から老いを指摘される描写が描かれていた。 究極タッグ編の言動から「老害マン」もしくは「ウホホマン」などという蔑称で定着してしまっており、現在連載中の「キン肉マン」で復権を期待するファンがいた一方、「いくら汚名を雪ぐことができても、未来で迷走することが確定してしまっているので出さなくてもいい」と厳しい意見もまた多かった。 それに対して今のシリーズはⅡ世の過去描写と異なる要素が散見され、パラレルワールドの可能性もあり(*21)、確実にああなるとは言い切れない、との反論もある。 何? キン肉マンジャンプの巻末コメントで虫食ってた? 一過性のブームかもしれんだろが! 上記の通り結局は復帰し旧作以上に格好良い姿を見せたが、ファンの間ではなんとも複雑な思いを抱かせる結果になってしまっている。 なおお笑い芸人トリオのネプチューンの名前はこのネプチューンマンから取ったものである。 優勝したら牛の丸焼き10頭食うぞ!! ウワーッハッハッハッハッ…!! 追記・修正は人狼煙を上げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-12-06 22 10 20) どうしよう\(゜ロ\)(/ロ゜)/悪魔将軍vs武道が早く読みたいはずなのに、本気でネプvs武道が読みたいと思ってしまう。 -- 名無しさん (2016-12-19 00 25 27) 今回のちょっと恰好良すぎるだろ・・・。これが後年ああいう風になるとは考えたくないなw -- 名無しさん (2016-12-19 00 49 26) いやぁ、もう平行世界突入と考えても良いんじゃない? そうでなきゃ、あまりに哀しい -- 名無しさん (2016-12-19 00 54 28) とりあえず完璧超人買い羽プにまともな飯を食わせてやれ。間違っても昆虫なんか食わせるな。 -- 名無しさん (2016-12-20 11 20 10) ↑2,3 きっと万太郎が究極タッグで過去に戻ったことで、また歴史が書き換わるんだよ!w -- 名無しさん (2016-12-20 12 30 01) 正直なところ勝手に完璧超人の代表面して勝手に調印式にしゃしゃり出てきてた結果今回の戦いが発生させた元凶なんだよね。そのくせネメシス戦を控えたキン肉マンに友人面したり、その後パーフェクト超人面してネメシス守ったり悪魔将軍から武道を守ろうとしたりと心情はどうであれその場の雰囲気でふらふらするコイツは好きになれない。 -- 名無しさん (2017-01-14 14 31 55) ↑言うほど軽くないと思うけどな。キン肉マンを奮起させたのもお互いを高め合うためだし、ネメシスと武道を庇ったのは完璧超人の指導者たる逸材だから。これらの行動が認められないなら分かり合う(リスペクトし合う)ために戦っている正義超人軍の思いが無駄になってしまう。調印式についてはまだフォロー出来ないけど -- 名無しさん (2017-01-14 14 45 54) ↑調印式の件が原因で起きた今回の事についてキン肉マンに何の謝罪もしてないし事件を引き起こしておいてキン肉マンを奮起させる厚かましさとネメシス戦でこそこそ隠れながらコメントをしてるしネメシス戦が終わったら、タイミングを見計らってあたかもヒーロー面して武道の前に登場!とか果ては悪魔将軍から武道を守ろうとする自分の行動に責任を持ってないんだよこいつは。 -- 名無しさん (2017-01-14 21 16 39) 其処ら辺はもう捉え方の問題なんであんま熱くなられても -- 名無しさん (2017-01-14 21 41 36) まあ調印式はあくまで物語上のきっかけであって、無量大数軍始祖とは -- 名無しさん (2017-01-24 23 46 31) ↑ミス まあ調印式はあくまで物語上のきっかけであって、無量大数軍や始祖とはいずれ衝突していただろうし 「ネプが余計なことさえしなければ完璧超人たちと戦わずに済んだのに」ってのも情けない考えだと思う -- 名無しさん (2017-01-24 23 49 51) 読者の想像以上に完璧超人内での人望が篤かったし、今シリーズの件はウルルーが予想以上の行動取ったってことを考えるとそこまでおかしいとも思わない。導いたネプキン自体は人間的にもアレだったけど、スグル達との戦いから理想を求めて下等との接触に至ったのがネプ達って解釈も出来るし。 -- 名無しさん (2017-01-25 00 51 50) イギリス出身なのに喧嘩男 -- 名無しさん (2017-01-25 11 26 27) ↑×3ネプチューンマンが余計な事をしたのは事実だし、「ネプが余計なことさえしなければ完璧超人たちと戦わずに済んだのに」という意見を”情けない考え”と上から目線で罵倒するのはお門違いだよ。別に無量大数軍と始祖と戦うなと言っちゃあいないし元完璧超人が勝手に完璧超人代表を名乗るのが問題だという事。最後に文章をよく読んで意見した方がいいよ。 -- 名無しさん (2017-01-25 16 11 26) 「議会の多数派抑えてる」と言う発言もあるんで、余計な事でもなんでもないんだけどな。 -- 名無しさん (2017-01-25 16 14 55) ↑5の人の意見、上から目線でも罵倒でも無いと思うけど。 -- 名無しさん (2017-01-25 20 18 06) と云うか、無量大数軍視点で進んでたから勘違いしてただけで、現在の完璧超人はネプの意見が支持されてるんじゃないの?それをよしとしない保守派が強硬に出たのが今回の発端で、始祖まで引っ張り出されたのは事件の首謀者が旧体制その物である ウルルーだと知ってる将軍が、一気に事件の終息を狙ったカウンターかましたからであってさ。何しろ、始祖を始末してしまえばウルルーも消せる筈だった訳だし。 -- 名無しさん (2017-01-25 20 50 23) ↑4 -- 名無しさん (2017-01-25 22 15 30) ↑4 またやっちゃった 他の人も言ってるけどネプチューンマンは調印式当時一応は主流派だったようだし、「元完璧超人が勝手に完璧超人代表を名乗る」というのはちょっと不正確な言い方じゃないか? 最近の話で「逆らうことと、裏切る事は同義ではない」って言ったネプチューンマンは紛れもなく「完璧超人」だよ -- 名無しさん (2017-01-25 22 23 33) タッグ編当時の完璧超人の体制はよくわからんな。閻魔のコスプレをしたネプキンが配下のふりをしてネジケンはネプが首領だと本気で思ってたようだしややこしい図式だ -- 名無しさん (2017-01-25 22 58 17) 完璧超人かどうかってのは前は正義超人になったみたいな解釈もあったし勘違いも已む無し。今シリーズでは間違いなく完璧超人(改革派トップ)でいいと思う。 -- 名無しさん (2017-01-26 10 28 56) ネプチューンマンを復活させた超人達って死んだんだっけ -- 名無しさん (2017-06-04 14 09 40) 最後に文章をよく読んで意見した方がいいよ。 ドヤ顔で自分の解釈について締めた後に作中描写からはっきり反論された後ほど恥ずかしいものはない。他人に自分の解釈とらえさせる前に原作読めよ -- 名無しさん (2017-06-08 23 12 30) 二世の時はゆでが暴走していたみたいだからなぁ……仕方がないと割り切るしかない -- 名無しさん (2017-06-19 23 11 33) 完璧・無量大数軍でのネプが本来のネプ、二世のネプは生き方を見失しなって、力におぼれてしまった馬鹿。隠居送ってなきゃ多分大丈夫だろう(適当) -- 名無しさん (2017-10-26 18 42 27) 六鎗客の狙いが火事場のクソ力とマグネットパワーっぽいが…また捕まって牢屋に吊るされてしまいそう -- 名無しさん (2017-11-08 08 43 17) てか、完璧超人も完璧が薄れたと嘆かれつつも、今や下等出身が多数派だろうから改革に心動かされるのは当然よね。今後は逆に完璧超人のアイデンティティは何処だ?とするのが課題になりそうだが、始祖編を生き残ったネプ、ネメ、ピークならば導いていけるかも……て思わせる終わりかただったのが素晴らしい。 -- 名無しさん (2017-12-10 13 51 20) 老害マンの道は消えたと思ったら、キン肉マンジャンプで「最近昆虫食にはまった」とか言い出しよったぞ・・・ -- 名無しさん (2018-01-02 15 52 39) 完璧超人が転生と共に超人強度が増強されてるのではないか?て疑問は公式ファンブックでも出てたから今後の展開で確定されるかもね。やっぱり数十万~多くて数百万程度が普通の超人強度だとすると、完璧超人としては低いと言われてた始祖の超人強度が自然発生としては異常な部類になるし。 -- 名無しさん (2018-01-02 18 25 10) イギリス超人なのに喧嘩男なのは何でなの -- 名無しさん (2018-01-13 19 17 42) ケンダマンがデンマークの超人だったりするしなぁ・・・ -- 名無しさん (2018-01-13 19 40 45) キン肉マンと同じマグネットパワーと友情パワーを扱えるんだよな -- 名無しさん (2018-02-12 16 13 52) シングルではロビンに劣ると評価されてるあたり、マグネットパワー頼りではないスタイルでのシングルを見たいなあ。言われてみればタッグ屋で、勝ってるにしても残念な描写があるわ、うん。 -- 名無しさん (2018-05-15 14 19 31) 完璧超人絡みだった前シリーズでまるで活躍しなかった -- 名無しさん (2018-06-02 20 15 37) 昆虫食が老害化のスイッチみたいな扱いになってて草 -- 名無しさん (2018-08-06 11 28 09) 頭おかしい事し始めたらネメシスが鉄拳制裁してくれそうだし安心安心 -- 名無しさん (2018-09-02 14 37 52) 変装しても特徴的なヒゲでバレてしまう -- 名無しさん (2018-12-16 22 32 31) パラレルワールドと明言されない限り、どうやったって厳しい目でしか見れない -- 名無しさん (2018-12-16 23 21 13) ↑「禁断の石臼」が破壊されたことで、死んだ超人はもう蘇ることはない……となった上で死んだはずのスプリングマンがII世に登場しているので、もうパラレル確定じゃね? -- 名無しさん (2019-12-23 19 24 40) II世のことは一旦忘れよう。現行のシリーズで魅力あるネプチューンマンの姿が観られりゃそれでいい。過去作にこだわりすぎないのがゆで作品を楽しむコツだ -- 名無しさん (2020-05-10 17 52 10) ストイックに我が道を行く猛者、と見せかけて実のところかなり他者の目線や評価を気にする承認欲求の強い性格をしている。「自分のやりたいことをやる。それを周囲に賞賛される」という関係を渇望しているんだけどそんなムシのいい現実などありえないのでいろいろとち狂った行動に出てしまい、「俺が間違っているんじゃない、俺を理解できない奴らのレベルが低いんだ」と自分に言い聞かせるようになってしまった哀しい男 -- 名無しさん (2020-05-10 19 24 52) ↑世界線が変わってザ・マンの元で心行くまで己を研鑽してる……といいなぁ。完璧陣営も今回は協力するにしてもネプ、ネメ、ピークが立たなきゃ嘘だろうと。 -- 名無しさん (2020-05-10 19 57 39) 「仲間がいる」って状況もかつてなかったからな。首領としての部下と、自分を利用していただけのキングくらいしか人間関係が無かったあの頃と今とじゃ違う -- 名無しさん (2020-05-10 20 04 40) 特に長文化してるわけでもない部分まで文中で無理に改行してるのが多くてかえって読みづらいんだけど、どうなん? -- 名無しさん (2020-05-10 20 30 54) ↑スマホかPCかで見栄えが変わるし編集中のプレビューも画面が半々になっての確認だから完成版に比べて一行の表示が短いんだよ。だから気持ち短めの区切りになってしまう。どこまで打てばきれいに一行使い切れるかわかりづらいんだな。その辺を踏まえて気になるなら修正してみるといい -- 名無しさん (2020-06-03 01 30 03) イギリスの低所得者層って割と喧嘩っ早い人が多い印象があるから喧嘩男あながち間違い…じゃないかも… -- 名無しさん (2020-12-18 21 45 46) この展開を待ってたぞ。後は負けるな。 -- 名無しさん (2021-07-19 00 34 58) まだ分からんが、シングル戦は初か。マグネットパワー封印されてるがどう戦うんだろうか -- 名無しさん (2021-07-19 01 02 35) 8戦すべてシングルやるとも思えないしタッグマッチをするんじゃないかな。復活したロビン辺りと組むと予想。 -- 名無しさん (2021-07-19 07 45 06) ネメシスを完璧超人の未来を担うと評価しつつ、今の世代の超人ではないと言い切るとか、二世でのブレブレな言動の片鱗が見え隠れしてない? -- 名無しさん (2021-07-26 09 36 41) ザ・マンとジャスティスが半分リタイアしてる以上、リーダー育てなきゃいけないし、「立場あるやつがいつまで兵隊気分やってんだよ」って意味では通じると思うけど -- 名無しさん (2021-08-01 06 55 11) ↑3 うーん、それはどうだろう? だって、アシュラマンとサンシャインも出るとなれば、はぐれ悪魔コンビ再結成ってこともありえるだろうし……。二回もタッグ戦するのはどんなもんだろうか、と思うんだけど。まぁ、二組のうち片方は通常のタッグ戦やって、もう片方は、一人の超神に対してタッグで挑む、という変則タッグやる可能性もないわけじゃないけど…… -- 名無しさん (2021-08-01 08 44 54) そもそものところネプチューンマンってどの面下げて完璧超人やってるんだってくらいこれまでの試合でマグパ頼りだったり信念ブレブレだったりしたわけだし -- 名無しさん (2021-08-01 09 58 46) 昆虫食の魂がまだ生きてやがるうううううwww -- 名無しさん (2021-11-08 12 19 32) こいつもロビンも将来やらかす側だったな……と思い出させられた。 -- 名無しさん (2021-11-08 12 29 47) 初のシングル戦やったー!しかし、翌週には多くの読者が抱いた悪い予感を断ち切って、それでいてネプの後ろ暗い過去を精算するのに相応しい相手を用意してくるとは、やっぱり今のゆでは一味違うのう。 -- 名無しさん (2021-11-15 00 48 27) 80年代は「ネプチューン」と言えば彼を想像する人が多かっただろうが、90年代には「あっちの方」を真っ先に想像する人が圧倒的に多くなっただろう。どっちも東映アニメだけど。 -- 名無しさん (2021-12-02 01 37 35) ↑そして2000年代にはおそらくお笑い芸人の方が先に来る。しかしなんか不穏な感じでてるけど勝てるかな、これ。 -- 名無しさん (2021-12-03 19 47 40) これで勝てなかったらそれこそ賑やかししかできない老害超人が確定するな -- 名無しさん (2021-12-03 19 55 17) 意外にも喧嘩男時代はキャッチアズキャッチキャン(英国式古流レスリング)の名手だったのか…?イギリスならそうだろうが見た目ホーガンでそれは意外だ(笑) -- 名無しさん (2021-12-06 01 16 58) 喧嘩ボンバーマジでかっこいいな。リングの端から端までぶっ飛ばすの良い -- 名無しさん (2021-12-06 13 27 37) 未来を含めて色々腐ってた時代は本来の自分のスタイルとは違うタッグ前提の思考してたからって事なのか -- 名無しさん (2021-12-06 18 00 22) ラスト決める時は喧嘩ボンバーかダブルスープレックスかはたまた新技で決めるか楽しみ -- 名無しさん (2021-12-06 18 14 06) 過去イチで格好いい喧嘩スペシャルが見られて嬉しいわ。tbi あの技出したのってケンダマンの処刑の時だけだっけ? -- 名無しさん (2021-12-20 21 05 19) 試合内容の良さに対戦相手のリヴァイアサンもダサいと言われてた評価が反転するという。 -- 名無しさん (2021-12-21 10 47 47) 喧嘩スペシャル、喧嘩ボンバー、ダブルレッグスープレックスもネプチューンマンが称する『完狩』を冠する技じゃないとするなら、完狩を冠する新技(と言うよりは引き出し技)があるんだろうなぁ。 -- 名無しさん (2021-12-21 10 51 34) たぶん完狩奥義があるんだと思う。来年の展開に期待 -- 名無しさん (2021-12-21 11 16 38) 喧嘩スペシャル「ヌーヴォー」とは皮肉が効いてるというかなんというか -- 名無しさん (2022-01-04 23 44 46) 完狩を冠してこそいなかったけど、いかにもネプチューンマンって感じのフェイバリットだった。ボアったのは王位編でもやってた友情のマグネットパワー発現のためだろうか -- 名無しさん (2022-01-17 22 14 07) 評判の良かった新技の更なる進化型にして一人でやるクロスボンバーという意味でもタッグ屋を払拭する技でよかった。ヌーヴォーも捨て技じゃなくてそれ自体で完成した技って感じだし。 -- 名無しさん (2022-01-17 22 41 18) やっぱコイツ頭一つ抜けて強いなと再認識させてくれた -- 名無しさん (2022-01-19 22 19 04) シングル戦かっこよすぎてびっくりした。あそこまで完璧な勝利をもぎ取るのはガチで凄い -- 名無しさん (2022-06-11 14 24 38) そうか、この人の基本は”完璧超人の存続”だからザ・マンから離れるという選択肢はなかったんだな -- 名無しさん (2023-07-24 06 22 58) ↑ザ・ワンの手腕がどんなものかは解らんが多くの超人を淘汰して優れた超人をのみを残すってのも他ならぬネプが否定した過去の完璧超人の誤りと同じなんだよな。その意味でもネプがザ・ワン陣営に傾かないのも当然。 -- 名無しさん (2023-07-24 10 49 18) 孤独だった二世のときと違い、今の彼には尊敬し指標となるザ・マンと切磋琢磨できる完璧超人の同志がいるからほとんど別人だな -- 名無しさん (2023-07-24 11 48 08) ネメシスとどっちが強いんだろうな -- 名無しさん (2023-07-24 15 43 50) ↑才覚と経験の差でまだまだにネメシスだろう。でなきゃ始祖編でネプもネメシスを完璧超人の次代のリーダーにと推したりはしない -- 名無しさん (2023-07-25 11 42 21) アニヲタで強さ議論しないでくれよ -- 名無しさん (2023-09-16 19 55 03) 超神戦で新たなる完璧超人の在り方を見せた。かつてザ・マンがピーク・ア・ブーと同じく目をかけていただけのことはある。 -- 名無しさん (2023-09-16 20 44 01) オリンピック予選ではロビンを格下と見抜きタッグトーナメントでもロビンに勝ってるのに最近は割と同格扱いしてくれるいい奴。 -- 名無しさん (2023-10-07 21 53 56) 完璧超人始祖編だと戦うシーンなかったので超神戦の活躍が良かった。 -- 名無しさん (2023-10-29 20 20 30) 喧嘩マンとカメハメとマグニフィセントとジャスティスマンとかを考えると神に近づくとは塩試合を否定しなくなっていくということなんだな -- 名無しさん (2024-01-03 17 46 58) 最近は出てくるだけで安心感を抱かせてくれる人格者 -- 名無しさん (2024-03-02 11 09 26) 唐突に顔剥ぎにこだわりだしたの謎すぎ。単純にハンゾウの二番煎じだし、そっちと違って顔に関するトラウマだのがあるわけでもないし。 -- 名無しさん (2024-04-28 15 47 36) 次は時間超人にリベンジをして欲しいところ -- 名無しさん (2024-04-28 16 22 01) 新技が激突技でなくあくまで喧嘩ボンバーを昇華した技なのが良かった。 -- 名無しさん (2024-04-28 17 25 27) リヴァイアサンとの闘いで現在の完璧超人としての心構えをトイタところと火事場のクソ力(友情パワー)を発動させたところが最高にカッコ良い。 -- 名無しさん (2024-07-29 08 16 42) パピヨンマンには綺麗に勝ってもらいたい。「前に勝ったから今度は負け」みたいな生ぬるい予想立ててる奴もいるが時間超人にはもう一度負けているのだ。リベンジせんでどうする -- 名無しさん (2024-09-09 16 21 17) ↑前に~とか言い出すとネメシス連敗だしね…それはそうとネプチューンマン勝つなら説得力が欲しいところ。パピヨンマンは今のところ強すぎる -- 名無しさん (2024-09-09 16 50 29) テリーより先にやるんかいという思いはなくはない()とはいえこの世代の超人で「あの男」とのかかわりが一番深いのがネプチューンマンなわけだしここらで出てくるのかな? -- 名無しさん (2024-09-09 20 39 46) ↑「あの男」はまだ早いでしょ。でもアシュラとロビンはどこかに絡みそうだな。 -- 名無しさん (2024-09-11 14 57 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mg2tokumori/pages/11.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mg2tokumori/
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/trinanoss/pages/66.html
×キン肉マン「果てない夢を追いかけて」 ミッドチルダに数多ある廃棄都市は、多くの場合犯罪の現場として利用される。 住んでいる者といえば野良猫や野良犬が精々で、建造物も荒れ果ててはいるものの、大抵原型が残っているのだ。 時に時空管理局の見回りがあっても隠れる場所には事欠かず、魔法を持ってしても都市一つを完全に把握するのは不可能に近い。 時空管理局が最も注意を払っているのは、ロストロギアの不法取引だった。 一般人が使用しても無害な物は、時空管理局が認めた上で市場に出回る。 が、光の当たらない闇の市場には、まかり間違えば街一つ、世界一つが消え去るロストロギアが横行していた。 売り手は犯罪組織。買い手も犯罪組織。 需要と供給という図が成り立つ以上、投じられる一石などありはしない。 取引の場に横合いから殴り込み、末端を掻き乱すのが関の山だった。 第三廃棄都市。 その端に位置する打ち捨てられた工場に、銃声が響いた。 「くっ……」 埃が降り積もり、二度と動かない作業機械の陰に隠れながら、ティアナ・ランスターは歯噛みした。 何年、いや何十年もモップの感触を知らない床を転げ回ったため、白を基準としたバリアジャケットは黒く汚れてしまっていた。 少し顔を出して様子を窺うと、黒いスーツの男が機関銃の銃口をこちらに向けていた。 銃弾が米神の辺りを掠めて行き過ぎる。 ティアナは慌てて顔を引っ込めた。 (まずい……このままじゃやられる!) ミッドチルダで暗躍する犯罪者は、全てが魔導師ではない。 魔力のない人間が、違法で手に入れた銃火器などの質量兵器で武装している場合もある。 小口径ならば、バリアジャケットでもどうにか受け切れる。 だが、それを超えて強力ならば、貫通はせずとも衝撃で内臓が破裂し、死に至る。 無論、貫通して穴だらけになって死ぬ者もいた。 このままいけば、ティアナもそのどちらかになるのは明白だ。 今回の件には執務官補佐として関わったティアナだったが、今のところ助けが来る様子はない。 敵は十人。 その内四人を受け持ち、二人を倒し、残るは二人。 オプティックハイド、フェイク・シルエットを使っての奇襲は有効だったが、二度は通用しないのが奇襲である。 オプティックハイドで背後に回ろうにも、床を覆い、立ち回りで舞い上がった埃が、ティアナの動きを教えてしまう。 それで危うく射殺されそうになったのは、古い記憶ではなかった。 フェイク・シルエットによって自身の虚像を作って囮にしようにも、幻像の魔法が使えることは既に相手に知られていた。 幻像と逆側から飛び出しても、掃射を受ければそれで終わる。 手詰まりだった。 その時、何か固い物が床を転がる音がした。 音は、ティアナの隣で止まった。 深緑の、でこぼことした球体。 これは――――― (手榴弾!!) ティアナが跳んだ次の瞬間、手榴弾が爆発した。 爆風によって、鉄片が四方八方に飛び散る。 ティアナのバリアジャケットの防御力で手榴弾を受ければ、ただでは済まない。 しかしそれは、この場においては手榴弾に限ったことではなかった。 立ち上がろうとしたティアナに、銃口が二つ、突き付けられる。 顔を上げると、二人の男が笑っていた。野蛮な笑みだった。 銃口とティアナの間の距離は、五センチメートルもない。 男達の人差し指が少し動くだけで、バリアジャケットは容易く貫かれ、一秒後には穴だらけの死体が転がる筈だ。 さあ、とティアナの顔から血の気が引いていく。 腕を上げ、クロスミラージュの銃口が魔力の弾丸を吐き出すより、機関銃の銃声が遅いとは思えない。 (もう駄目だ!) ティアナは目を瞑ろうとした。 自分の血が飛び散る瞬間を見たくはない。 だが。 男達を薙ぎ倒した黒い稲妻は、瞼が下りるよりもずっと速かった。 半ばから切断された銃器が、床に落ちて甲高い鳴き声を上げた。 一秒遅れて、男達が崩れ落ちる。 何が起きたのか、ティアナの反射神経では捉えることができなかった。 だが、誰の仕業かは予想できたし、その予想は外れていないだろう。 金髪を揺らしながら、黒衣の女性がティアナの前に舞い降りる。 「大丈夫? ティアナ」 彼女の名は、フェイト・T・ハラオウン。 執務官である。 長柄の戦斧の形状をしたデバイス・バルディッシュを優雅に旋回させ、フェイトが手を差し伸べてきた。 こうして助けられたのは、一度や二度ではない。 捜査はともかくとして、こういった鉄火場では補佐するどころかまるで足手纏いだった。 それに関して、フェイトは何一つ愚痴を零さない。嫌な顔一つしない。 それが、かえってティアナを惨めな気持ちにする。 実力の差、資質の差というものを、否でも実感させられるからだ。 そして、この後に及んでそんなことを考えてしまう自分を嫌悪する悪循環。 「……ありがとうございます」 努めて平静を装い、ティアナは差し述べられた手を取った。 もはや馴染んだ感触は、自分の弱さの象徴のようだった。 「回収するロストロギアは?」 「ええと……あ、あれです」 気絶した男達をバインドで拘束するフェイトを尻目に、ティアナは床に転がっていた銀色のスーツケースに寄った。 埃に塗れてはいたが、銃痕などの傷は見当たらない。 ロストロギアの暴走を防ぐため、頑丈な容器に収納するのは当然だった。 中身を確認するため、ティアナはスーツケースを開けた。 捜査を攪乱するための偽物ということもあり得るからだ。 スーツケースの中には、衝撃吸収材がみっしりと詰まってた。 その中心に、くすんだ黄金色の懐中時計が嵌め込まれている。 白い文字盤には数字がなく、短針も長針も微動だにしなかった。 時計としての機能はとっくに失われているか、そもそもそういった目的で作られたものではないのかも知れない。 (これがロストロギア?) 一見したところでは、ただの古びた懐中時計だった。 だが、見た目にで判断するのは愚かである。 掌に納まる程度の宝石が、次元震を招き世界を崩壊させることだってあるのだ。 ティアナは慎重に時計を手に取った。 金属の冷たさが指に突き刺さる。 表面は滑らかで、スイッチなどは無いようだった。 何に使うのか、いや使えるのか? 利用方法の見通しのない時計は、まるで自分のようだった。 いや、ロストロギアという箔がない分、時計の方が格上だろう。 思考は、巡り巡って同じ所に行きつく。 (ああ、こんなこと考えてる時点でダメなのよね) 鬱々とした思考を追い払うため、ティアナは頭を軽く振った。 その時だった。 突如、手にした時計が震え始める。 「!?」 泡を食ったティアナは、時計を床に落としてしまった。 何か、ロストロギアの発動の条件を満たしてしまったのか? 時計の震動は止まらない。むしろ一秒ごとに強くなってゆく。 どうやって動く物なのか分からないのに、止め方が分かる筈もなかった。 見れば、短針と長針までもが激しく回転し、異常をさらにさらに強調する。 ティアナの背骨を冷や汗が舐めた。 もはや、自分の手に負える事態ではないようだった。 「フェイトさん! これ」 声が、フェイトの耳に届く寸前。 時計の放った眩ゆいばかりの閃光が、ティアナを呑み込んだ。 一瞬の後には、時計もティアナの姿も、廃工場からなくなっていた。 消えた気配に、フェイトは振り返った。 「……ティアナ?」 当然、返事は無かった。 東京都は田園調布のとある空地には、一人の超人が住んでいる。 超人とは、簡単に言えば地球を襲う怪獣や宇宙人に対抗する力を持った人間のことだ。 それが宇宙の果てからやってきた正義の味方や、アメリカのテキサスから来た賞金稼ぎ紛いでも、大衆は構わない。 怪獣を倒して自分たちの命を守ってくれて、ついでに見た目がかっこよければそれで良いのだ。 そして、その点に関しては………彼は最低の超人と言わざるを得なかった。 「ウルドラマン、レッドキングを倒し街を救う……」 狭くて汚い部屋の中で、彼は新聞を広げていた。 その一面は、日本の代表的ヒーローウルドラマンの活躍についてだった。 白黒写真の向こうで、ビルと同じ身長の巨大ヒーローが怪獣と格闘している。 それだけならまだ良かった。 文の最後に、この一行がなかったら。 「……キン肉マン、レッドキングのパンチ一発で気絶。やっぱりダメ超人!」 逞しい腕が、新聞を一瞬にして引き千切ってしまった。 ばらばらと細かい紙切れが部屋の中を舞う。 「ヌオオー! 私だってがんばったんだぞー!!」 彼は古びたちゃぶ台に片足を乗せ、低い天井に向かって吠えた。 継ぎ接ぎだらけのパンツこそ貧相だが、鍛え抜かれた筋肉は男なら誰でも羨むだろう。 その腕は岩さえ一砕きにしてしまいそうだし、その足から繰り出される蹴りにはどれほどの威力があるのか。 腹筋は鋼のようであり、胸板は銃弾でさえ貫き通せまい。 だが、神はまるでバランスを取るかのように、彼の悩みの大部分をその頭部に集約させた。 まず、彼には髪の毛がなかった。禿頭である。 代わりに、鶏の鶏冠のような物がお情けとでも言うように生えていた。 目つきは常に不機嫌であるかのように悪く、その上に眉毛はなく酷く不気味である。 鼻は、まるで豚のそれを切り取って移植したかのような形だった。 分厚い唇も、タラコを二つ並べているのと同じである。 額に刻印された「肉」の文字は、彼のエネルギーメーターだ。 筋骨逞しい不細工。彼の名はキン肉マンといった。 自ら名乗ったわけではない。 彼の姿を見た人々が何時しかそう呼ぶようになり、それまで名前の無かった彼はそれに甘んじるしかなかった 「くうー……あそこで車に足を滑らせなければ……」 その力強い名と外見に反して、キン肉マンの戦績は芳しくない。 やる気だけはあるのだが、それが見事に空回りしている状態だった。 いの一番に怪獣に突進しては、吐き出される光線や火炎に撃墜される。 いざトドメという時には、何も無いのにすっ転び逆転を許す。 焦って手足を振り回せば、物は壊れる。 次第に、人々がキン肉マンを呼ぶ声には失望と嘲りが含まれるようになった。 あだ名もついた。 何の捻りもなくストレートに、ダメ超人というあだ名が。 見た目が悪いのも災いした。 せめて顔が良ければ、彼の熱意を認める者も現れただろう。 温かい応援の一つや二つ貰えたかも知れない。 だが悲しいかなキン肉マンは、豚小屋で豚に混じっても気付かれないような容姿をしていた。 弱くて醜くいヒーローなど、誰も相手にしない。 彼の悲劇は、存在した瞬間から始まっていると言えた。 垂れた眼尻から、一滴の涙が零れる。 それを右手で拭い、そのまま人差し指を天井に向けた。 「だが、私はいつか必ずスーパーヒーローになってみせる! あの空に輝くヒーローの星に誓っ」 台詞を最後まで言うことができなかった。 ばりっと音を立てて、薄い屋根が破れる。 直後何かが顔面を直撃し、キン肉マンは星が飛び散るのを目にするのだった。 「オアー!!」 悲鳴を上げて、背中から板間に倒れる超人。 その顔に、異装をしたツインテールの少女が腰を降ろしていた。 辺りには、突き破った屋根の破片が散らばっていた。 「あいたたた……どこよ、ここ……?」 遅れて、少女の傍に金色の懐中時計が落ちてきた。 ティアナ・ランスターを、昭和五十四年の日本に導いた時計が。 ――――後の世の人々は知る。 ダメ超人と呼ばれていたキン肉マンが、世界一のヒーローに成長することを。 残虐、悪魔、完璧超人達を下し、地球に平和をもたらすことを。 だが、この時のキン肉マンはあくまでその資質を秘めているだけであり、正真正銘のダメ超人である。 そんな英雄足り得ぬ彼と、自らに悩むティアナを引き合わせた運命の悪戯。 それがもたらす物とは。 やけにぼろ臭い家。 失礼とは思いながら、一度頭に浮かんだ感想を消すことはできなかった。 その上、ついさっきティアナが屋根に穴を開けてしまったものだから、灰屋寸前と言っても過言ではない。 見渡せば、ちゃぶ台にやたら大きなテレビに小さな台所、そしてトイレと隔てる扉しかないのである。 六課隊舎にある自分の部屋の方が、はっきり言って格上だろう。 「はーいおまたせー。森永のココアさんだよー」 古びた盆に欠けたカップを乗せてやってきたのは、継ぎ接ぎだらけのパンツ一丁の男だった。 しかもその顔ときたら、喋らなければ豚と間違える自信のある程の不細工である。 この家にしてこの家主あり、といったところだろうか。 さらには名前も変だった。 この世界ではどうか知らないが、少なくともミッドチルダには子供にキン肉マンと名付ける親は存在しない。 今すぐにでもこの家を出て、繋いだばかりの縁を断ち切ってしまいたかった。 ………帰る目処が立っていれば、そうしていた。 「ありがとうございます」 失礼にならない程度に声を落とし、ティアナはカップを手に取った。 焦ったところで、どうしようもないということは分かっている。 時空移動艦はないし、自分をここに連れてきた時計はうんともすんとも言わない。 クロスミラージュも、今居る位置の特定さえできていない状態だった。 盆を片付けたキン肉マンが、ちゃぶ台を挟んでティアナの前に座した。 「それにしても、ティアナちゃんが降ってきた時は驚いたのう」 わははと、キン肉マンが厚い唇を曲げて笑った。 顔には、ティアナが尻に敷いた痕が痛々しい。 それでも怒った様子を見せないのは、心が広いのか鈍いのか。 「管理局にロスト……なんとかだったか」 「何か分かることがありますか?」 「いやぜんぜん」 ティアナはがっくりと頭を下げた。 管理外世界では、例えばロストロギアの反応でも無ければ、時空移動艦や魔導師が干渉して来る可能性は少ない。 過度に期待を寄せていた訳ではないが、これで頼れるのは自分だけになった。 といって、その自分さえ大したことはできない。 八方塞がり、とは正しくこのことだった。 ………これがもし、高町なのはだったら。 これがもし、フェイト・T・ハラオウンだったら。 これがもし、八神はやてだったら。 あるいは、話は変わっていたかも知れない。 管理局の傘の下から離れれば、エースでもなければレアスキルもない自分など無力に等しかった。 何処にいようと同じ所に行きつく思考に、ティアナは自嘲の笑みを浮かべた。 「なーに! 来れたんだから帰る方法もあるさ! 大丈夫、大丈夫」 キン肉マンが、胸をそびやかせて言う。 彼の言う大丈夫に、根拠はないのだろう。 だが、きっと自分を元気づけるためであろう言葉は少しだけ、胸に温かさをもたらした。 その時、時計のアラームがけたたましく鳴り響いた。 金属と金属が断続的にぶつかる音は、ティアナの持つロストロギアではない。 キン肉マンの私物である、見るからに壊れかけの目覚まし時計が、午前十一時を知らせたのだ。 「おお……もうこんな時間か」 キン肉マンが座を立った。 首から下の鍛え抜かれた筋肉は、やはり見事だ。 首から上がそれを打ち消して余るほどの問題だが。 「どうかしたんですか?」 「パトロールの時間でのう。ティアナちゃんも来るか?」 キン肉マンの申し出に、ティアナは少し考えて、頷いた。 この家でじっとしていても始まらない。 少しでも情報を得るために、この世界を見て回るのもいいだろう。 その道すがらに、もしかしたら帰る手立てが転がっているかも知れない。 キン肉マンと共に家を出たティアナは、ふと振り返った。 田園調布の住宅街は風靡さに定評があり、平成三年には都市景観百選を受賞している。 そんなことは知る由もないティアナだったが、空地に建つキン肉マンの顔をした掘立小屋は、やはり異物であるように思えた。 周囲の住宅街の麗しさと比べれば、月とすっぽんという比喩さえおこがましい。 (低所得……にも程があるわ) 生活保護という概念はないのだろうか。 首を傾げながら、ティアナはキン肉マンの後を追った。 地球人として、日本人としての国籍のないキン肉マンに、生活保護は受けられない。 役にも立たないヒーローにかけられる情けは、日本に住ませているというだけで使い果たされていることを、ティアナは知らなかった。 駅を越えると、ビル街が見えてくる。 といって、クラナガンのように天を突く高層ビルでは無く、大きくてもその半分以下の建物が道路の左右に立ち並んでいた。 平日なのか、道行く人はまばらだった。 「この前の「さよなら多摩川園」の時は、もっと賑やかだったんだがのう」 歩道を狭そうに歩きながら、キン肉マンが呟く。 家でも外でも、彼は継ぎ接ぎだらけのパンツ一丁だった。 (……よく平気で外を歩けるわね) 人として当然のモラルに、ティアナはキン肉マンから少し離れて歩いていた。 何時戻れるか、いや戻れるかどうかさえわからない以上、彼と別れる訳にはいかない。 どうせ二度と来る世界ではないのだから、多少の恥ずかしさは我慢するべきだろう。 しかしティアナの覚悟とは裏腹に、町を行き交う人々の反応は薄かった。 時折、傍を通る人が舌打ちし、侮蔑の視線を向ける程度である。 舌打ち侮蔑の理由はわからないが、この世界ではキン肉マンのような人物は、居て当然のようだった。 ちょうど、かつて同僚だったキャロ・ル・ルシエが翼竜フリードリヒを連れていてもだれも驚かないように。 「今この時は平和でも、いつ怪獣や宇宙人が侵略しに現れるかわからないからな……まあ、私がいる限りそんなことはさせんがのう」 がははと、キン肉マンの大笑声が響く。 怪獣? 宇宙人? ティアナは怪訝に眉根を寄せた。 その時、キン肉マンの足元で、ぎゃんと悲鳴が上がる。 道で寝ていた野良犬の尾を踏み付けてしまったのだ。 薄汚れた灰色で、肋骨の浮いた貧相な野良犬の目に、狼然とした光が宿った。 鋭い犬歯を剥き出しに、地を這うような唸りが辺りを回る。 ―――バウッバウッ!! 「オアー!!」 目に涙を浮かべ、キン肉マンは逃げ出した。 野良犬はがちがちと牙を噛み鳴らし、長い口で彼の尻に噛みつこうと駆けた。 双方とも、自動車も真っ青なスピードである。 あの筋肉があれば野良犬なんて相手じゃないだろうに、と思いながら、ティアナは彼の背中を追う。 通行人やゴミ箱を蹴散らしながら、奇妙な追いかけっこは、しばし続いた。 道を右に折れ左に曲がり、むちゃくちゃに逃げ回ってやっと野良犬が諦めたのは、時計の長針が七を指し示した頃である。 野良犬の尾を踏んだのが十一時五分。実に三十分間も逃げ回っていたのだ。 「フェー、なんとか逃げ切れたぞい」 「はあ……はあっ……」 キン肉マンが手で汗を拭っただけに終わったのに対し、ティアナは激しく肩を上下させていた。 前線で戦う以上それにふさわしい体力はあるが、三十分も全力疾走すれば尽きるのは当たり前だった。 追い続けた野良犬と、それで汗一筋のキン肉マン。感心するところか、呆れるところか。 「こういう普段の鍛練が、明日の勝利を作るんだ」 「……そうですか」 ティアナには、ただのおっちょこちょいにしか見えなかった。 まさか、外に出る度に毎回野良犬の尾を踏んでいるのだろうか。 真の被害者は、もしかすれば野良犬の方なのかも知れない。 ティアナの喘鳴を、間の抜けた腹の音が押し抜けた。 見れば、キン肉マンが恥ずかしげに額を掻いていた。 どうも、緊張感というものに欠けた男である。 「わはは……そろそろお昼だし、牛丼屋にでも行くかのう」 ティアナは深い溜息で返した。 見た目――首から下の――に反して、彼はいまいち頼りにならない。 ここで別れて自力で帰る方法を探すか、他の人に最初から事情を説明して協力してもらった方が良いように思えてきた。 傍にある電気店のショーウィンドウの向こうで、何処となくレトロなテレビが二人組の女性歌手を映していた。 流れる陽気な音楽は、しかしティアナの心に触れることはない。 だが、突如としてそこに混じった地響きには、流石に心動かさざるを得なかった。 「な、何!?」 揺れる地面に足を取られつつも、ティアナは相棒のクロスミラージュを抜いた。 町のあちこちから悲鳴が上がり、歩道道路関係無しに人々が逃げて行く。 それぞれの顔に浮かぶ必死に偽りはなく、大規模な避難訓練や性質の悪い冗談ではないようだった。 それらを見ていなければ、ビルの影から乗り捨てられた車を踏み潰しながら現れた存在を、ティアナは信じることができなかっただろう。 その輪郭は、人の形をしていた。 ただし手足が妙に長く、つるりとした体表は鏡のように磨かれている。 顔には目も耳も鼻もなく、口にあたる部分には横一門字の赤いスリットがあるだけだった。 鏡の巨人が一歩足を踏み出すと、再び地面が揺れた。 しばらく魂消ていたティアナだったが、巨人との距離が百メートルもないことに気づくと、すぐに我に返った。 このまま踏み潰されるのを拒む程度には、場数は踏んでいるつもりだった。 「キン肉マンさん、あれは一体!?」 顔を振り上げ、隣のキン肉マンに向ける。 彼は先程、宇宙人、怪獣と口にしていた。 聞いて知らないと首を振ることはないだろう。 そしてたしかに、首を振ることはしなかった。 それどころか、首を動かしてさえしていない。 つい今しがたのティアナと同じく、魂消た表情で鏡の巨人を見つめていた。 「……キン肉マンさん?」 「ん、おお……あ、あれはミラージュ星人!」 取り繕うように、キン肉マンが巨人を指刺した。 すると、逃げ惑う人々をからかって遊んでいたミラージュ星人が、そのつるりとした顔を彼に向ける。 怒っているのか笑っているのか、見ている分には判ずることができない。 「そういうお前は、ダメ超人で有名なキン肉マンじゃないか。聞いた通りのブサイク面だな」 ビルの窓硝子を震わせて、ミラージュ星人が抑揚のない声で言った。 それとはまるで正反対に、キン肉マンが顔を真赤にして怒る。 「何をー! こののっぺらぼうめ、お前なんて私にかかればちょちょいのちょいだ!」 どこからともかく、キン肉マンの手に数個のニンニクが現れた。 武器か何かを出すならともかく、この状況で何故ニンニクが必要になるのか。 「面白い。切り刻んで焼き豚にしてやる」 キン肉マンの挑戦を受け取って、ミラージュ星人が長い腕を振り回した。 ビルの角や壁を削り、コンクリートの破片が宙を舞う。 この距離なら、ティアナ達にまで累が及ぶことはない。 その時だった。 「わああー!!」 破壊音を貫いて、少年の悲鳴が耳朶を打つ。 見るとミラージュ星人の足元に、齢五つほどの少年が倒れていた。 巨人が一歩踏み出しただけで、彼は無残な死を遂げるのは間違いない。 足を怪我しているらしく、少年の恐怖と焦りは、小さな体を芋虫のようにもがかせるに終わっている。 ミラージュ星人がその存在に気付いていないのは、はたして彼にとって幸か不幸か。 (ここから走って……ダメ、体を動かされたらそれだけで危ない) あの巨体では、クロスファイアとて針で刺された程度にも感じまい。 隣のキン肉マンは、きっと役に立たない。 冷や汗が頬を伝って顎から落ちる。 錯綜する思考は何処にも辿りつかず、少年は未だに倒れたままだった。 そんなティアナを嘲笑うかのように、ミラージュ星人の足がアスファルトを離れた。 少年に気付いた訳ではない。 ただ、一歩だけ前に踏み出そうとしているだけだ。 その一歩で、確実に消える命が、ティアナの目の前にあった。 もはや一刻の猶予もない。 間に合うかどうかは未知だったが、ティアナは駆け出そうとした。 キン肉マンに、僅かに遅れて。 「坊や、危ない!」 ミラージュ星人の足は、既に少年の頭上にあった。 だが、キン肉マンは速かった。 野良犬に追い掛けられた時と同じく、いやそれよりもずっと。 数歩たたらを踏んで止まったティアナの目には、彼がまるで炎を背負っているように見えた。 無論、それは幻である。 だがその炎の作用か、ミラージュ星人が少年を踏み潰すより早く、キン肉マンは彼の襟首を掴み自らの背後に放り投げた。 これで、少年が踏み潰される心配はない。 だが、奇跡には代償が必要だった。 ずん、と音を立ててミラージュ星人の足がアスファルトを穿ち、ゴワ、とキン肉マンがその下に消える。 助けられた少年は、横合いから走ってきた母親に連れられ、異星人の足の裏とは無縁の場所に逃げていった。 息子を助けられた母親も、自身の命を助けられた少年も、彼に感謝を一言でも述べることはなかった。 「キン肉マンさん!」 いくらキン肉マンの筋肉が見事でも、あれだけの質量に踏み潰されて無事ということはあり得ない。 呼びかけたところで、はたして聞く事の出来る状態であるかどうか。 「はっはっはっはっ。口ほどにもないとはお前のことだ。どれ、このままこの星を……」 言い掛けて、ミラージュ星人は空を見上げた。 次の瞬間、天空から光輪が降り、ミラージュ星人の首を切断した。 巨大な仮面のような頭部が地面に落ち切る前に、その体が爆発する。 巻き込まれた頭部も砕け散り、鏡の巨人は完全にこの世から消えてしまった。 まさしく、あっという間の出来事だった。 何が起きたのか分からず、唖然としてミラージュ星人の立っていた空間を見つめるティアナの耳に、誰かの声が届いた。 「あ! ウルドラマンだ!」 逃げ惑っていたサラリーマンが、空の一点を指さしている。 ちょうど、ミラージュ星人が見ていた位置だった。 顔を振り向けると、空に第二の巨人が仁王立ちしていた。 ミラージュ星人とは違い完全な人型で、スリムな体は赤と銀で彩られている。 「たく、これから法事で星に帰らなきゃいけないんだから、侵略なんてしないでよね」 疲れたような声が降る。 ウルドラマンは爪先を揃え、両腕を上に突き出すと、光の矢となって空の彼方に消えていった。 出現が唐突なら、退去も唐突。 先程までの悲鳴が、ウルドラマンへの歓声に代って町中を満たした。 被害もビルが幾つか半壊した程度で、巨人が暴れたにしては、多少地味である。 迅速な退治の賜物だろうか。 「ありがとうウルドラマン!」 「僕らのヒーロー!」 「かっこいい!」 道路で歩道で、はたまた無傷なビルの窓から、人々がウルドラマンの消えた空に手を振る。 キン肉マンの名を呼ぶ者は、誰一人いなかった。 存在にさえ気付いていないのではないか。 ミラージュ星人を打ち倒すことは叶わなかったが、その身を呈して掛け替えのない命を救ったのだ。 「キン肉マンさん!」 ティアナはミラージュ星人の足があった位置に向かった。 もう手遅れかも知れない。 それでも、そのままにはできなかった。 「ううーん……」 ティアナの声に引かれたように、突如としてアスファルトが盛り上がる。 虚を突かれて立ち止ったティアナの前で、暗灰色の塊からキン肉マンが現れた。 道路の欠片が剥落していく肉体は、ほとんど無傷だった。 頭を振って砂利を払い落すと、キン肉マンはティアナに顔を向けた。 少女の無事を確認してか、分厚い唇を笑みの形に曲げる。 「おおティアナちゃん、無事だったか。ミラージュ星人はどこだ?」 どうやら、気を失っていたらしい。 今は亡きミラージュ星人の姿を探し、キン肉マンが四方に目を配る。 あの巨体を見失うのは、雪原の中、剥き出しになった土を見逃すよりも難しいだろう。 ただ一言、ウルドラマンが退治してくれたと言えば良い。 だがティアナには、何故かそうすることができなかった。 その時、彼の背後から風を切って飛び来る物があった。 「あいだっ!」 キン肉マンの後頭部で、鈍い音が上がる。 アスファルトに空いたキン肉マン型の穴の中に転がったのは、拳大の石だった。 投石の軌跡を辿ると、歩道で三人の男達がこちらを見て笑っている。 蔑みのみで構成された、いやらしい笑みである。 「よーダメ超人! その筋肉は飾りかー!?」 「日本の恥さらし! さっさと出ていけー!!」 「ウルドラマンだけで十分なんだよ、このブタ肉マン!」 口汚い言葉が、容赦なくキン肉マンに降り注ぐ。 ティアナの瞳に、怒りの炎が灯る。 結果は、決して芳しいものではない。 だからといって、彼の賭けた命を嘲笑うのは、絶対に許されることではなかった。 クロスミラージュのグリップを握る手に、力が籠る。 「あなたたち……っ!」 だが、ティアナが反論する前に、満足した彼等は何処へやらと走り去って行ってしまった。 まさか、その背中を撃つ訳にもいかない。 怒りを自身に閉じ込めたまま、ティアナは見送るしかなかった。 後頭部を擦りながら、キン肉マンが肩に手を置く。 大きく、そして存外に暖かい手だった。 振り返り見上げた顔は、依然笑顔のままだった。 「ま、とにかく危機は去ったし、牛丼食べにいくかのう!」 少しニンニクの匂いのする呵呵大笑に、ティアナは怒りを溜息と共に霧散させた。 本人が気にしていないのなら、自分が怒ったところでしょうがない。 歩道に戻り、先を行く彼の後頭部には、痛々しくたんこぶが膨れていた。 U字型カウンターの右側に並ぶ座席に、キン肉マンとティアナは腰を下ろした。 狭い店内は、厨房から漂ってくる肉やタレの香りが充満している。 ティアナの腹が、鳴りはしないものの空腹を訴えてくる。 何処に居ようと、腹は減るものだ。 「親父! 大盛りツユ少なめ二つで!」 キン肉マンが、威勢の良い声でカウンターの中の店員に注文する。 「そういうセリフは、ちゃんと金払ってから言いやがれ。しかも、今日は二人分だしよ」 厳つい顔をした中年男性が、舌打ちを交えて返した。 丼に飯を盛られ、その上にタレに漬けられた牛肉と玉ねぎが手際よく乗せられていく。 口の悪さは、馴染みの深さと比例したものだろうか。 「まあ、お前みたいなダメ超人から金もらっちゃ、ウチもお終いだがな。ほら」 「おお……すまんのう。はいティアナちゃん」 自分の分の丼を受け取り、ティアナはカウンターの上に置いた。 隣を見ると、キン肉マンは既に猛烈な勢いで牛丼を口の中に掻き込んでいる。 食欲は、体格に正確に比例しているようだ。 ティアナは割り箸を割ると、慎ましく牛丼を口に運んだ。 食事をしながら、ティアナは考えていた。 ミッドチルダに帰還する方法ではなく、キン肉マンについて、である。 (ダメ超人……か) 先程から、過剰なほどに飛び交う言葉。 これはどうも、キン肉マンを語るには外すことのできない要素らしい。 直接聞いた訳ではないが、ティアナはここがどういった世界なのか、少しだが分かってきた。 まず怪獣・宇宙人。 この世界―――この星と言った方が正しいか、定期的に侵略者が現れては暴れ回るらしい。 あのミラージュ星人も、その中の一人なのだろう。 そして、超人。 怪獣や宇宙人への対抗存在。 彼等は世界各国に存在するらしく、この日本という国にはウルドラマン、そしてキン肉マンの二人が駐在している。 キン肉マンがダメ超人と呼ばれているのは、その対抗存在としての役割を果たしていないからだった。 先程のように、怪獣や宇宙人に踏み潰されたことも少なくはないのだろう。 ダメ超人というあだ名以上に、人々のキン肉マンへの蔑みは、より熾烈であるに思えた。 (やる気は、すごくあるのに) 侮辱された怒りもあるだろうが、それだけでは自分の何十倍もの大きさの相手に戦いを挑むには、少しばかり足りない。 事実、少年が踏み潰されそうなった時の剣幕は、目を見張るものがあった。 あれを戦闘で出し切れたならば、きっと怪獣や宇宙人など敵ではあるまい。 出し切れれば、だが。 ティアナには、キン肉マンが他人ではないように思えてきた。 使命感が燃えるばかりで、空回りし結果には響かない。 姿形が違うだけの、まるで鏡映しである。 「………あの、キン肉マンさん」 「ん?」 キン肉マンが牛丼を食う手を止める。 丼の中は、既に八割が彼の胃の腑に消えていた。 ティアナは一拍間を置いて、再び言の葉を紡ぐ。 「あなたは、なんで怪獣と戦ってるんですか?」 「なんでって」 「辛くないですか? がんばってもがんばっても報われないで、あんなに馬鹿にされて……」 それは、ティアナ自身への問いでもあった。 鏡映しを通して、自らに語りかけているのだ。 報われることのない戦いに、意味はあるのか、と。 いっそ、やめてしまえば楽になれるのではないか、と。 キン肉マンは、少し、ほんの少し考えてから答えた。 「私は幼いころ、地球に捨てられたのだ」 その時の驚愕を、ティアナは生涯忘れないだろう。 たらこ唇が語り出す、それは悲劇だった。 「親の顔も故郷の星も、私は知らん。だからこの地球は、私にとって無二の故郷なんだ」 だから、命に変えても守らなければならない。 そう言って、キン肉マンは牛丼の残りを食べた。 ウルドラマンは、法事で自分の星に帰ると言っていた。 だが―――キン肉マンはここだけだ。 捨てられた忌まわしき場所である地球だけが、ただ一つの故郷なのだ。 だが、それだけでは納得がいかなかった。 自分を馬鹿にするだけの故郷を、どうして守らなければならないのだろう。 辛いことばかりの筈の星である。 ティアナだったら、とうの昔にこの星を出て新天地を目指していたかも知れない。 疑問を察したかのように、口元を拭ったキン肉マンは、満面の笑みを見せた。 「それに、がんばっていればいつかはスーパーヒーローになれる日が来ると、私は信じとるからのう!」 がんばっていれば、いつかはスーパーヒーローになれる。 いつかは、皆に認めてもらえる、と。 聞き入っていたティアナは、その言葉が心に深く刻み込まれるのを感じていた。 口にするだけならば誰でもできる陳腐さも、体を張ってそれを証明しようとしてる男は噛み砕いて消してしまうのだろうか。 これまで受けた千の励ましを押し退けて、ティアナの内部を占めるようだった。 その時、天地どよもす轟音と共に、牛丼屋が大きく揺れた。 「な、なんだ!?」 椅子から転げ落ちたキン肉マンが、新たに膨れ上がったたんこぶを撫でながら立ち上がる。 ティアナも座を立ち、窓に駆け寄った。 硝子の表面が、断続的に震えていた。 そしてそれは、一秒ごとに強まっていく。 まるで、巨大な何かが地表を歩いているかのようだった。 ………巨大な何か。この世界では、心辺りがあり過ぎた。 (まさか、怪獣?) ミラージュ星人が退治されてから、まだ一時間も経ってはいない。 侵略者たちの予定を知っている訳ではないが、立て続けに何度も、ということはあるのだろうか。 キン肉マンに尋ねようとしたティアナは、振り上げようとした頭を窓の外に向けた。 突如、震動が止んだのだ。 牛丼屋の車道を挟んだ正面は、貸しテナントを募集しているビルである。 一体、何が何処にいるのか。 思う間もなく、赤い閃光がティアナの視界を満たした。 直後、先程より音量を増した轟音が鼓膜を貫く。 「くっ!?」 ティアナはとっさに腕を上げて目を保護し 、キン肉マンはオアーと言ってひっくり返った。 閃光はすぐに消えた。 そして正面のビルもまた、見る影も無く消滅していた。 凄まじい威力の破壊光線である。 僅かに残留したコンクリートと鉄骨の破片を踏み締めたのは、鏡のような色をした、細く巨大な足だった。 形状は、人間のそれに酷似している。 立ち昇る黒煙を突き破り、足の主が全貌を現した。 鏡のように磨き抜かれた体表の、不気味に痩せた人型。 目も鼻も無い、ただ口に当たる箇所に赤いスリットがあるだけの顔。 「ミ、ミラージュ星人だと!?」 上半身を起こしたキン肉マンが驚愕に叫ぶ。 立て続けに二度が、その上同じ侵略者である。 同種が復讐に馳せ参じたか、何らかの理由で蘇ったのか。 とにも、地球征服の野望は変わらないままのようだった。 キン肉マンが泳ぐように外に飛び出し、ティアナもその後を追った。 「やいミラージュ星人! お前、ウルドラマンにやられたんじゃなかったのか!?」 目の前で喚くキン肉マンに気づき、ミラージュ星人が少しく愉快げな声で答えた。 「俺達は生涯に一度、自分と全く同じ分身を生み出せるのだ。本体はやられたが、地球侵略は俺が引き継いだ」 同種どころか、同一の存在である。 かつてスカリエッティはナンバーズの胎内に自らのクローンを仕込んでいたが、ミラージュ星人はその上を行っていた。 時空の海は、まだまだ広い。 「今、ウルドラマンは自分の星に帰っている。その隙に、まずは日本をいただきだ」 街は、再び悲鳴に満ちていた。 ミラージュ星人の言うとおり、今、日本の守護者はキン肉マンしかいないのである。 少しでも侵略者から離れようという人々に、希望は無いも同然であった。 ―――かくなる上は、自分が。 勝てる筈がない。 だが、人々が避難するための手助けにはなるだろう。 ティアナはクロスミラージュのグリップを握った。 しかし、それを制すキン肉マンの左腕。 「こいつとは、私が戦う」 「でも……っ!」 勝つ見込みがないのは、ダメ超人と呼ばれる彼も同じ筈である。 事実、少年を庇ってのこととはいえ、キン肉マンはミラージュ星人に敗れたばかりなのだ。 いやそもそも、この体格差では戦いにもならない。 せめて、ウルドラマンと同じ背ならば。 キン肉マンは、何処からともなくニンニクを数個、取り出した。 まるで、前回そのままだった。 再びミラージュ星人の足に潰されるキン肉マンを幻視したティアナだったが、今回はここからが違った。 キン肉マンが、ニンニクを口の中に放り込む。 噛まず、丸飲みである。 彼の喉がぐびりと動き、ニンニクは胃の腑に落ちたようだった。 直後起きたことに、ティアナは我が目を疑った。 姿はそのままに、キン肉マンが巨大化していく。 それこそ魔法のように、見る間にミラージュ星人と真正面から顔を向け合う巨体となった。 昼を僅かに過ぎ、西に傾き始めた日輪の輝きを受け、二体の巨人が対峙する。 「トオッ!」 先手はキン肉マンだった。 雄々しく気合いを発し、拳を突き出す。 が、ミラージュ星人はひょろりとした体型には見合わぬ怪力で、それを軽々と受け止めた。 逆に振り出された鏡色の手に顔面を殴打され、キン肉マンの鼻から血が滴った。 怯まず、ミラージュ星人の顎に向けて爪先を放つ。 距離を見誤ったか見事に空を切り、転倒しそうになった挙句、再び顔面に平手を喰らう。 肉が弾ける音が鳴る度に、キン肉マンの顔は腫れ上がっていった。 巨大化して戦闘の条件が同じになると、今度は地力の差が透けて見えるようだった。 つまりキン肉マンは、本当に弱いのである。 「ヌオオ……」 蓄積したダメージに、キン肉マンの足がふらつき始める。 表情のない筈のミラージュ星人の顔に、笑みが浮かんだ気がした。 肘を背中側に引くと、指を槍の様に束ねる。 そしてキン肉マンの胸目掛けて、一息に突き出した。 「!!」 ティアナの目が見開かれる。 避けられる一撃とは思えなかった。 しかしキン肉マンは、左右から挟み込むように手首を掴み、薄皮一枚の所で止めていた。 間一髪、である。 そのまま腕を上半身ごと横に振り、ミラージュ星人を投げ飛ばす。 「そりゃあ!」 ミラージュ星人の巨体が、広い車道に倒れた。 アスファルトが罅割れ、破片がそこかしこに撥ねる。 それを避けると同時に、ティアナは両者から離れた。 自分が邪魔となり、ただでさえ弱いキン肉マンが実力を発揮できなくなる事態を防ぐためである。 ビルの影は、いつ崩れてくるか分からない。 ティアナはキン肉マンの後方、車の打ち捨てられた車道をどこまでも駆けた。 振り返ってみると、ミラージュ星人が立ち上がろうとしていた。 投げられた程度で終わりなら、そもそも地球侵略など企てまい。 「おのれ、キン肉マン。貴様如きにやられては種族の恥だ」 ミラージュ星人の顔に刻まれたスリットが、赤く発光し始めた。 おそらく、先程ビルを粉砕した破壊光線を放つつもりなのだろう。 車道脇に逃げるのが安全かも知れない。 進路を変えようとしたティアナの耳に、多分に恐怖を孕んだ叫び声が聞こえてきた。 どうやら、逃げ遅れがいるようである。 首を振り向けた先には、知った顔が三つばかり並んでいた。 「あれは……!」 それは、紛れもなくキン肉マンに投石し、侮辱した三人組だった。 三人とも土埃に塗れ、服には血が滲んでいた。 ビルの爆発に巻き込まれたらしく、互いに肩を貸し合い、亀の速度ではあるがどうにか歩いている。 キン肉マンがミラージュ星人と闘っている間に、逃げようとしていたのは明白だった。 が、致命的なまでに位置が悪かった。 三人組は、キン肉マンのほぼ真後ろに来ている。 もし彼が破壊光線を避ければ、命が三つ、消し飛んで無くなるかも知れない。 「キン肉マンさん!」 ティアナは来た道を走って戻りながら、キン肉マンに呼び掛けた。 侮辱の償いを、命で支払わせようとは思わない。 振り向き、そして後ろの三人組に気づいたか、肉の文字が刻まれた額に皺が寄った。 「隙ありだ!」 ミラージュ星人の顔のスリットから、閃光が迸る。 大気が熱を孕むのを、ティアナは肌で感じた。 光線は、直撃せずとも至近距離にいれば、人間など余熱でどうにでもできる威力のようだった。 「ぐおおおおっ!」 キン肉マンが腕を突き出すが、赤光は無情に皮膚を焼いてゆく。 それでも、彼は破壊光線の威力をを僅かでも自身の後ろに及ばせることはなかった。 その証拠に、三人組は熱がってはいるものの生きている。 キン肉マンの死力を、無駄にすることはできない。 三人組に駆け寄ると、ティアナはその体を支えた。 「あ、あんたは……」 「はやく逃げなさい! あの人の邪魔になる!」 喝を飛ばし半ば引き摺り、比較的三人組を戦火の及ばない場所に連れて行く。 キン肉マンが地響きを立てて崩れ落ちたのは、閃光が消え、ティアナが戻ってきたのとほぼ同時だった。 腕の皮膚は焼け焦げて白煙を上げ、胸にも痛々しい火傷がある。 人間ならば接触するまでもなく消滅していた、それはやはり超人の肉体だった。 だが、痛くないということはないのである。 ティアナはか細い苦鳴を上げるキン肉マンに駆け寄った。 足音に気づき、瞳が動いて少女を捉える。 「おお、ティアナちゃん……危ないから、離れてるんだ」 この後に及んで、心配はティアナへのものである。 キン肉マンは、優しすぎる程に優しかった。 ティアナは奥歯を噛んだ。 これから紡ぐ言葉は、彼の覚悟の否定になるかも知れない。 「キン肉マンさん、ここは一旦退きましょう」 「……?」 「このままじゃ殺されてしまいます。体力の回復を待つか、ウルドラマンを……」 皆まで言う前に、キン肉マンは苦しげに首を振った。 横に、だった。 「ティアナちゃん、それはできない」 肘と手をアスファルトにつけ、キン肉マンの巨体が起き上がる。 それだけで風が起き、ティアナのツインテールを弄んで逃げた。 「ウルドラマンが帰ってくるまで、ミラージュ星人は暴れるだろう。そうなったら、たくさんの人が死んでしまう。それを見て見ぬふりをするなんて、私にはできない」 足裏が地を踏み、曲がった間接が伸び、キン肉マンを立たせる。 膝に、震えが著しい。 体力の消耗、死への恐怖、あるいは両方か。 とにも、キン肉マンは立ち上がった。 ミラージュ星人と戦うために。 その姿は醜い容姿と合わせ、汚れに塗れて決して美しいものとは言えない。 だが、そこには美醜を超越して輝く何かが在った。 命ぎりぎりの所にしかない、何かが。 「遺言はそれで終わりか?」 冷酷そのものの声が降る。 見上げたミラージュ星人のスリットに、再び赤光が灯っていた。 弱った獲物に、止めの一矢を撃ち込むつもりだろう。 そしてこのままでは……それはおそらく、成功する。 ティアナは、クロスミラージュの引き金に指を掛けた。 「やるわよ、クロスミラージュ」 渾身の力を掻き集め、両足で立つキン肉マン。 スリットにエネルギーを蓄積させるミラージュ星人。 誰かの声が、両者の間を割った。 「あっ! ウルドラマンだ!」 誰よりも早く反応を示したのは、ミラージュ星人だった。 ウルドラマンは不在で、残りは弱いキン肉マンしかいない。 その万全を以て、二度目は無い命で地球侵略を引き継いだのである。 万全が崩れては、本体が犠牲になった意味がない。 ミラージュ星人はつるりとした頭を振り、ウルドラマンの姿を探した。 傷ついたキン肉マンなど、後でどうにでも料理できる。 赤と銀の超人が、威風堂々と仁王立ちしているのは、ミラージュ星人の後方の空だった。 何の感情を示してか声を発することなく、侵略者を瞳の無い目で見降ろしている。 「おのれ! もう戻ってきたか!」 ミラージュ星人の顔面部のスリットから、破壊光線が放たれた。 周囲の大気を焼き焦がし、真紅の一条がウルドラマンに向かう。 キン肉マンがあっと悲鳴を上げるのと同時に、ウルドラマンの胸を破壊光線が貫いた。 赤と銀の超人は身動ぎもせず、声の一つも上げぬまま、まるで風船のように破裂した。 しかし風船と違って音もなく、破片さえ残らなかった。 手応えのないことに、ミラージュ星人が戸惑う。 その細い顎に、光弾の群れが衝突した。 「むっ!?」 光弾は、ミラージュ星人から見れば豆粒以下だった。 通用などしないが、飛び回る蝿とは、うっとおしいものである。 ミラージュ星人が顎を引くと、足元に二丁拳銃を構えた少女がいた。 フェイク・シルエットは、幻影を作り出す魔法である。 それは自分自身の似姿のみではなく、見たことのある物で記憶に鮮明ならば、生物無生物関係無しに作り出すことができた。 しかしそれがウルドラマン程巨大になると、魔力の消費は比例して大きい。 ミラージュ星人の顎を騒がせた魔法弾は、残った魔力をどうにか掻き集めた数発だった。 ミラージュ星人の敵意がこちらに向いても、大した抵抗はできない。 落ちてる石を投げ付けるのが精々だろうか。 「それでも、かまわない」 例え万全の状態であっても歯が立たないだろう巨人に、ティアナは壮絶な笑みを浮かべて対峙していた。 逃げようとは、もう思わない。 自暴自棄になったわけでもない。 ただ、最後まで諦めないだけだ。 その果てに芽吹くかも知れない何かのために、真剣に命を賭ける男がいる。 だから、ティアナも信じてみることにしたのだ。 がんばっていれば、いつかスーパーヒーローになれると。 「おのれ、毛の無い猿め!」 思わぬ攻撃に激昂したミラージュ星人が右足を上げた。 キン肉マンが耐えられたからといって、自分が無事に済むとは思えない。 妥当な所で、アスファルトの染みか。 不思議と、ティアナの心に恐怖は無かった。 足の裏を一刺ししてやれば驚くくらいはするだろうか。 そんなことを思っていた。 しかし、ティアナは染みにもならなかったし、足の裏を刺す必要もなかった。 ミラージュ星人の胴を、突如後ろから伸びた二本の腕が抱き締めた。 キン肉マンの腕だった。 ミラージュ星人の細い腰が、みしりと軋む。 「ぐっ……どこにそんな力が!」 ミラージュ星人が肘を頭に打ちつけようと、どれだけ暴れようと、キン肉マンは拘束を解こうとはしなかった。 まるで荒波の中に突き出た岩のように、微動だにしない。 単純な力においても、キン肉マンはミラージュ星人に劣っていた筈である。 先程までのキン肉マンとは、何かが違う。 巨人の足から逃れたティアナは、再び彼の背から燃え上がる炎を幻視していた。 焼き尽くす灼熱では無い。 皮膚を突き抜け、魂にまで熱を伝導させる命の爆熱。 ――――火事場のクソ力。 四十八の殺人技の一つキン肉バスターと並び、キン肉マンの代名詞となる能力である。 超人ならば誰にでも眠る、戦う本能の発露。 キン肉マン……キン肉スグルを始めとし、キン肉族はそれを操ることに長けた種族だった。 だがこの頃のキン肉マンは、その名称さえ知らない。 自身にそんな能力が眠っている事実さえ知らない。 ただ、自分の体に力が漲っている。 ティアナを救えた。 それだけが重要だった。 「屁のツッパリは……」 ミラージュ星人を両の腕で抱き締めたまま、キン肉マンの背が反れる。 「いらんですよ!」 弧を描いて、ミラージュ星人の頭がアスファルトと散らして地面に叩き付けられた。 ジャーマン・スープレックス・ホールド。 ティアナも、知識としては知っている技だった。 プロレスの試合ならばこのままフォールするところだが、ここはリングではなく審判もいない。 キン肉マンはすかさず拘束を解くと、ミラージュ星人の前に回った。 プロレスについて素人であるティアナの目にも、キン肉マンのジャーマン・スープレックスは見事だった。 致命傷では無いにせよダメージは大きいらしく、立ち上がろうとするミラージュ星人の動きは鈍い。 「今だ!」 キン肉マンの腕が逆十字を形作る。 ティアナは、両者からより遠くに離れた。 ウルドラマンがミラージュ星人を倒した時と同じ気配を感じたのだ。 「くらえ! キン肉フラッシュ!」 逆十字の交差点から放たれた閃光が、ミラージュ星人の全身を包み込む。 鏡の表皮は、光を撥ねることなくみるみる内に罅割れていった。 皹から命が抜け出ていくようにも見えた。 「なぜ……こんな、ダメ超人に!」 断末魔さえ、光の中に消えてゆく。 ミラージュ星人がキン肉マンに劣る部分を探すのは難しい。 ただそれでも、彼は諦めなかっただけだ。 そしてそれが何にも勝る武器であると、キン肉マンは証明してしまった。 罅割れがスリットにまで及んだ瞬間、ミラージュ星人の体が粉々に砕け散った。 無数の鏡の破片が舞い飛び、地に落ちる前に消えていく。 まるで粉雪のようだった。 都会に似合わぬ、いや都会だからこそ映えて見えるのか、幻想的な光景は地球がキン肉マンを祝福しているかのようだった。 「キン肉マンさん!」 戦いは終わった。 ティアナが駆け寄ると、キン肉マンの体が元の身長に縮んだ。 間近で見ると、やはり鼻血の跡、火傷が痛々しい。 しかしそれは同時に、勇士の勲章でもあった。 キン肉マンが、誇るように厚い胸板を拳で叩く。 どんと中身の詰まった鈍い音がした。 「わっはっはっ! 楽勝、楽勝!」 下手をすれば、命を落としていた窮地である。 それでもなお豪快に笑いを響かせるキン肉マンに、ティアナも釣られて口辺に笑みを寄せた。 彼には、人を惹きつける何かがあるように思える。 それに気付いているのは、まだ自分だけのようだが。 「でも、ティアナちゃんもすごかったのう。女の子なのに宇宙人に立ち向かうなんて」 「いえ。私だけの力じゃありませんから。クロスミラージュと、それに……」 言葉の最後を、ティアナは微笑みでぼかした。 キン肉マンが怪訝に目を丸くする。 言わずもがなであることは、彼の後ろに立つ三人組が教えてくれるからである。 「あの……キン肉マン」 中心の一人に声をかけられ、キン肉マンが振り返る。 その時肩が大きく震えたのは、石をぶつけられたのを忘れていないからだろう。 怪獣を倒した後にただの人間に怯えるのが、実にキン肉マンらしいとティアナは思った。 出会って一日も経っていないというのに、彼という男はどこまでも心に染み渡る。 自分には無い資質を、以前なら嫉妬していたかも知れない。 三人組は、少し恥ずかしげな様子を見せると、揃って頭を下げた。 「助けてくれて、ありがとう」 キン肉マンは、一瞬固まった。 普段言われ慣れていない言葉は、理解するのに時間が要るのだろう。 しかし、ティアナは確信していた。 何時の日か必ず、キン肉マンはスーパーヒーローになる。 彼に降り注ぐのは、罵倒では無く大歓声となるだろう。 それを見届ける時間は、ティアナに残されていなかった。 ふと振動を感じて体を探ると、懐中時計の針が激しく回転していた。 クラナガンの廃工場からこの世界にやって来た時と同じである。 ミッドチルダに戻されるのだと、ティアナは何故か理解していた。 「ティアナちゃん……帰ってしまうのか……」 察したキン肉マンの声が、寂しさを孕む。 ティアナは頷いて返した。 管理外世界である以上、今回のようなことがない限り、訪れることはないだろう。 ほんの数時間居ただけの世界が、やけに名残惜しい。 目尻を下げていたキン肉マンは、首を振って何かを追い払うと、男臭く笑った。 「私はティアナちゃんのこと忘れないぞ。ミッド……なんとかでもがんばれ!」 「はい。私も、絶対忘れません」 涙の別れは、きっと彼には似合わない。 自分の体が光の中に消えるまで、ティアナはキン肉マンの笑顔を胸に刻み込んでいた。 行くにしても帰るにしても、自らを取り巻く世界が一瞬で変わる奇妙には慣れない。 薄暗く、埃っぽい空間に放り出されたティアナは周囲を見流した。 薄汚れた埃塗れの床に、錆び付いた鉄パイプと罅割れたコンクリートが絡み合った壁。 ティアナは廃工場に戻ってきていた。 それもおそらく、最悪の状況の中に。 背には、今はもう動かない作業機械。 その向こうには、殺気だった気配が二つ。 ティアナが、キン肉マンの世界へ飛ばされる直前の構図である。 懐中時計には世界を超えるだけではなく、時間さえ巻き戻す効果があったのだ。 同じままに時が進むのなら、じきに手榴弾が投げ込まれる筈だった。 (あ、でも、フェイトさんが助けに来てくれるんだ……) 直後に、ティアナは甘い考えを頭から追い払った。 どうせ助けてもらえる? 唾棄すべき、である。 自ら戦うことを諦めろと、キン肉マンから習った覚えはない。 このまま、自ら何の手も打たず 記憶の筋書き通りにしてしまえば、自分にクロスミラージュを握る資格などないのである。 ティアナは、相棒のグリップを固く握り締めた。 (弱い考えは、もうやめよう。スーパーヒーローには、きっと似合わないから) ティアナが決意を固めた、その時である。 何か固い物が床を転がる音がした。 音は、ティアナの隣で止まった。 深緑の、でこぼことした球体。 それは分かれ道だった。 「やるしか、ないわね」 ティアナは引き金を絞った。 銃口から飛び出した威力低めに光弾が、手榴弾を弾く。 と同時に、ティアナは伏せた。 爆発寸前だった手榴弾は宙に浮き上がると、一秒後に爆炎と鉄片を撒き散らした。 頬や耳を掠める痛みに奥歯を噛みながら、ティアナが立ち上がる。 男達の注目は、まだ爆発に寄せられている筈である。 爆発の残滓とは逆の方向に跳び、両手の拳銃型デバイスを構える。 作業機械の影から出ると案の定、男達は固まっていた。 一度筋書きを変えた以上、この機を逃せば、待っているのは十全の死であるかも知れない。 ティアナが引き金を四度引いたのと、気付いた男達が機関銃の銃口を向けてきたのは、ほぼ同時だった。 最初の二発が、機関銃を破壊し鉄屑に変える。 待つほどもなく、残りの二発が男達の顔面を粉砕した。 といって、非殺傷設定である。 二人の男の命に別状はなく、鼻を顔の中に埋めて気を失うだけで済んだ。 ティアナは黒いスーツを手で探り、武器となりそうな物を没収すると、男達が完全に気絶していることを確認した。 バインドは使えないが、フェイトに拘束してもらえばいい。 とりあえず、この場は片付いた。 突如、ティアナの膝が折れる。 クロスミラージュのグリップを握る手が、今になって震えていた。 敵の無力化は、時間にすれば一分にも満たない。 ただし、極限まで張り詰めた一分である。 過ぎれば緩むが当然だった。 (まあ、でも……巨大宇宙人よりは楽だったかも) 「大丈夫? ティアナ」 振り向くと、駆け付けてきたフェイトの心配げな顔があった。 変わらない言葉に、ティアナは苦笑を漏らす。 ティアナの体に傷のないことを確認したフェイトは、気絶した男達に目を向けた。 片手間にバルディッシュ 「がんばったみたいだね。あれ、その時計は?」 声はティアナの足元を這った。 見れば、古びた懐中時計が床に転がっている。 何かの拍子に落ちたのだろう。 拾い上げ、息を吹きかけて纏わりついた埃を追い払う。 針が少しでも動くことは無かった。 あの時、何故このロストロギアが作動したのか。 その条件は一体何なのか。 持ち帰って調べてもらえば分かるかも知れない。 それでもきっと、再びキン肉マンに出会うことはできないのだろうけど。 「スーパーヒーロー……は、ちょっと恥ずかしいけど。私なりに夢に向かってがんばります」 怪訝に首を傾げたフェイトに、さてどう説明したものか。 作者ページへ 短編目次へ
https://w.atwiki.jp/yudetamago_soko/pages/168.html
キン肉マンスレ過去ログ倉庫 > 601スレ~700スレ 601スレ~700スレ ←Back Next→ スレ番・URL スレッドタイトル スレッド作成日 本編 601 【キン肉マンPART601】ありのままの姿で力を誇示するガンマン様 2014/03/27(木) 19 37 53.07 第88話 602 【キン肉マンPART602】スニゲーター教官奮闘編 2014/03/31(月) 01 13 49.82 第88話 603 【キン肉マンPART603】バネ小僧…編 2014/04/04(金) 00 48 27.73 第89話 604 【キン肉マンPART604】待ったぞこの瞬間!編 2014/04/07(月) 00 24 30.90 第89話 605 【キン肉マンPART605】ワニの目にも涙編 2014/04/08(火) 22 36 50.92 第89話 606 【キン肉マンPART606】驚愕のマッチメイク!?編 2014/04/13(日) 19 46 10.33 第90話 607 【キン肉マンPART607】驚愕の再登場編 2014/04/14(月) 01 55 33.37 第90話 608 【キン肉マンPART608】復活の死神編 2014/04/15(火) 14 23 35.81 第90話 609 【キン肉マンPART609】次の会場はサグラダファミリア?編 2014/04/19(土) 19 56 25.89 第90話 610 【キン肉マンPART610】読み切りはビミョー編 2014/04/24(木) 09 18 00.81 グランドジャンプ読切 611 【キン肉マンPART611】プラネットマン登場編 2014/04/28(月) 00 12 40.19 第91話 612 【キン肉マンPART611】深淵なる、宇宙地獄の始まり編 2014/04/28(月) 00 16 30.18 第91話 613 【キン肉マンPART612】風よ~~呼べよ~~嵐~~編 2014/04/29(火) 14 08 47.04 第91話 614 【キン肉マンPART614】グリムリパー改めサイコマン編 2014/05/01(木) 22 51 15.64 第91話 615 【キン肉マンPART615】サイコ野郎編 2014/05/05(月) 04 44 57.88 第91話 616 【キン肉マンPART616】深淵なる宇宙地獄の始まり編 2014/05/10(土) 15 32 46.95 第92話 617 【キン肉マンPART617】出戻りバッファローマン編 2014/05/12(月) 03 56 21.35 第92話 618 【キン肉マンPART618】悪魔超人のモン編 2014/05/15(木) 13 26 09.66 第93話 619 【キン肉マンPART619】がんばれプラネットマン編 2014/05/19(月) 00 26 35.70 第93話 620 【キン肉マンPART620】凍結!サイコマン編 2014/05/20(火) 17 02 01.50 第93話 621 【キン肉マンPART621】違いが分かるプラネットマン編 2014/05/25(日) 03 19 52.76 第94話 622 【キン肉マンPART622】いつ見ても汚い技編 2014/05/26(月) 01 46 25.41 第94話 623 【キン肉マンPART623】恐怖の宇宙地獄編 2014/05/27(火) 21 54 38.88 第94話 624 【キン肉マンPART624】いつ見ても汚いプラネットマン編 2014/06/01(日) 23 53 11.29 第94話 625 【キン肉マンPART625】うるせーっこの一撃でお前はあの世逝きだ編 2014/06/07(土) 16 45 40.33 第95話 626 【キン肉マンPART626】完璧超人同窓会編 2014/06/09(月) 00 57 56.68 第95話 627 【キン肉マンPART627】悪魔霊術霊波共鳴!人面プラネット編 2014/06/09(月) 16 58 13.66 第95話 628 【キン肉マンPART628】ヤツ(武道?)はまだ生きている…!?編 2014/06/10(火) 19 44 26.43 第95話 629 【キン肉マンPART629】あのインチキなパワーのせいで編 2014/06/13(金) 19 45 04.54 第96話 630 【キン肉マンPART629】忍者とみせかけてサンシャイン出撃編 2014/06/16(月) 00 18 22.36 第96話 631 【キン肉マンPART630】ストロング武道とは・・・編 2014/06/16(月) 03 00 58.77 第96話 632 【キン肉マンPART632】ルームライトにはできず編 2014/06/17(火) 04 31 25.56 第96話 633 【キン肉マンPART633】次なる地獄は”砂地獄”!編 2014/06/19(木) 11 09 17.11 第96話 634 【キン肉マンPART634】自由の女神編 2014/06/22(日) 05 55 48.81 第97話 635 【キン肉マンPART635】呪いの溶鉱炉ローラーフラグ編 2014/06/23(月) 00 59 38.28 第97話 636 【キン肉マンPART636】無知蒙昧VSオモシロ起源説編 2014/06/24(火) 17 42 14.48 第97話 637 【キン肉マンPART637】誰もが尊敬し崇拝する慈悲深いあやつ編 2014/06/28(土) 03 12 23.00 第97話 638 【キン肉マンPART638】違いの分かる砂ソムリエ編 2014/07/02(水) 18 12 42.87 第97話 639 【キン肉マンPART639】マッ!!ギュワーンギュワーン編 2014/07/06(日) 17 45 41.93 第98話 640 【キン肉マンPART640】久しぶりのローラー編 2014/07/07(月) 09 32 17.44 第98話 641 【キン肉マンPART641】自由のあやつ像編 2014/07/10(木) 19 04 48.52 第99話 642 【キン肉マンPART642】爆砕!サンシャイン編 2014/07/14(月) 00 21 41.78 第99話 643 【キン肉マンPART643】お前なら信じた、お前ならやれるはず編 2014/07/15(火) 00 32 17.85 第99話 644 【キン肉マンPART643】お前なら信じた、お前ならやれるはず編 2014/07/15(火) 00 32 42.45 第99話 645 【キン肉マンPART645】マッ!マッ!シングマン編 2014/07/24(木) 23 14 23.92 第100話 646 【キン肉マンPART646】復活!地獄めぐりNO.6 砂地獄!編 2014/07/28(月) 00 37 06.24 第100話 647 【キン肉マンPART647】や・・・やめんかーっ 編 2014/07/28(月) 19 56 55.28 第100話 648 【キン肉マンPART648】いやあ本当にありがとう!編 2014/08/01(金) 16 13 03.56 第100話 649 【キン肉マンPART649】巨大な使い捨てカイロ編 2014/08/04(月) 20 31 17.78 第100話 650 【キン肉マンPART650】これはどう見ても絶対にウンコですよ編 2014/08/08(金) 02 14 33.96 第101話 651 【キン肉マンPART651】殺しにいこうぜーっ編 2014/08/11(月) 00 19 26.88 第101話 652 【キン肉マンPART652】 サンシャインのご褒美タイム編 2014/08/11(月) 15 17 00.55 第101話 653 【キン肉マンPART653】 都合の悪いことは忘れよ!編 2014/08/13(水) 22 30 49.66 第101話 654 【キン肉マンPART653】 完璧なる人口石の崩壊編 2014/08/17(日) 18 45 21.63 第101話 655 【キン肉マンPART655】 シークレット描き下ろしの主役はこいつらだ!!編 2014/08/21(木) 00 41 15.82 第102話 656 【キン肉マンPART656】うる せーぞ バカがぁーっ!編 2014/08/25(月) 00 20 44.58 第102話 657 【キン肉マンPART657】しかもかなり男前よーっ!編 2014/08/25(月) 12 19 13.22 第102話 658 【キン肉マンPART658】ガッ ギュワァ キラ編 2014/08/27(水) 23 18 10.83 第102話 659 【キン肉マンPART658】 の…脳がない!編 2014/08/31(日) 09 05 46.10 第103話 660 【キン肉マンPART660】GINKAKU編 2014/09/01(月) 01 40 41.64 第103話 661 【キン肉マンPART660】 カラスは可愛い編 2014/09/01(月) 01 40 14.92 第103話 662 【キン肉マンPART662】 誰が知るか!こんな突拍子もない仕掛けなど編 2014/09/07(日) 10 35 53.37 第104話 663 【キン肉マンPART663】 アンタの代わりをやっていくさ編 2014/09/08(月) 06 06 28.05 第104話 664 【キン肉マンPART664】 烏の羽根で水鳥羽輪の術編 2014/09/11(木) 01 52 01.71 第104話 665 【キン肉マンPART665】 一刻も早く京都へ行くんだーーっ!編 2014/09/15(月) 04 23 40.12 第104話 666 【キン肉マンPART666】完璧も下等も関係ない!編 2014/09/19(金) 06 03 54.45 第105話 667 【キン肉マンPART667】ネヴァー!モア!編 2014/09/22(月) 00 54 07.87 第105話 668 【キン肉マンPART668】主は言っている、ここで死ぬ運命ではないと編 2014/09/24(水) 00 18 21.39 第105話 669 【キン肉マンPART669】死はわが宿命…編 2014/09/28(日) 18 00 48.96 第106話 670 【キン肉マンPART670】くらえーーっ!空気手裏剣!…編 2014/09/29(月) 14 43 00.47 第106話 671 【キン肉マンPART671】おまえはニンジャで オレはブロッケンJr.だ!編 2014/10/04(土) 19 50 27.15 第107話 672 【キン肉マンPART672】Lの陣形編 2014/10/06(月) 01 41 45.20 第107話 673 【キン肉マンPART672】 鴉の早贄編 2014/10/08(水) 20 32 14.39 第107話 674 【キン肉マンPART674】 ニンジャのフェイバリット技急募編 2014/10/13(月) 15 33 33.95 第107話 675 【キン肉マンPART674】おまえがそう言うのであればそうなんだろう 編 2014/10/13(月) 15 33 59.43 第108話 676 【キン肉マンPART676】カラスマン、覆滅―?編 2014/10/20(月) 01 38 04.16 第108話 677 【キン肉マンPART677】拙者がその命で放つ最後の技!編 2014/10/21(火) 12 04 47.02 第108話 678 【キン肉マンPART678】完成 悪魔忍法クモ糸縛りーっ!編 2014/10/25(土) 16 54 27.99 第109話 679 [転載禁止] 【キン肉マンPART679】どうみてもラーメンマン編©2ch.net 2014/10/27(月) 00 35 11.88 第109話 680 [転載禁止] 【キン肉マンPART680】30年目の裁きの神編©2ch.net 2014/10/27(月) 07 43 58.10 第109話 681 [転載禁止] 【キン肉マンPART681】任が終われば!忍びは速やかに消えるのみ 編©2ch.net 2014/10/27(月) 22 17 39.27 第109話 682 [転載禁止] [転載禁止] 【キン肉マンPART682】裁きの神、降臨編©2ch.net 2014/10/29(水) 17 47 54.57 第109話 683 [転載禁止] 【キン肉マンPART683】人付き合いが本当に下手編©2ch.net 2014/11/01(土) 10 26 33.82 第109話 684 【キン肉マンPART684】さすがゴールドマンが見込んだ弟子 編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/03(月) 23 16 08.29 第109話 685 【キン肉マンPART685】この世の理を与る武士編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/08(土) 03 43 56.08 第110話 686 【キン肉マンPART686】ハワーッ!デェェーイ!編[転載禁止]・2ch.net [転載禁止]©2ch.net 2014/11/10(月) 00 22 32.80 第110話 687 【キン肉マンPART687】ジャスティス正体判明編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/10(月) 05 00 15.65 第110話 688 【キン肉マンPART688】この魔界での狼藉は絶対に許さんぞ→ウワァァ~ッ編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/10(月) 19 48 07.25 第110話 689 【キン肉マンPART689】裁きの神が裁かれる7日間編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/12(水) 22 00 39.55 第111話 690 【キン肉マンPART690】アシュラマンVSジャスティスマン試合開始編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/16(日) 23 59 42.73 第111話 691 【キン肉マンPART691】ギルティオアノットギルティ編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/18(火) 01 40 42.16 第111話 692 【キン肉マンPART692】タービンストーム!編 [転載禁止]・2ch.net [転載禁止]©2ch.net 2014/11/22(土) 18 44 22.86 第111話 693 【キン肉マンPART693】30年ぶりの阿修羅魚雷編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/26(水) 17 30 23.14 第111話 694 【キン肉マンPART693】阿修羅六道蓮華!編 [転載禁止]©2ch.net 2014/11/26(水) 21 41 26.84 第112話 695 【キン肉マンPART694】そのダメージも3倍だ編 [転載禁止]©2ch.net 2014/12/01(月) 00 32 35.90 第112話 696 【キン肉マンPART694】皆がくれたこの腕で!改良阿修羅バスター! [転載禁止]©2ch.net 2014/12/02(火) 19 34 23.71 第113話 697 【キン肉マンPART697】うおーーっ 坊ちゃまーーっ! ΩΩ Ω/ 編 [転載禁止]©2ch.net 2014/12/08(月) 11 37 48.67 第113話 698 【キン肉マンPART698】 オレの計算でもおそらく半減 編 [転載禁止]©2ch.net 2014/12/12(金) 02 52 23.85 第114話 699 【キン肉マンPART699】 次回更新12/29に怒り面編 [転載禁止]©2ch.net 2014/12/15(月) 03 56 33.70 第114話 700 【キン肉マンPART700】 阿修羅火玉弾をじっと待つジャスティスマン編 [転載禁止]©2ch.net 2014/12/20(土) 15 47 08.58 第114話 ←Back Next→
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/1989.html
【作品名】キン肉マン外伝 ~失われたインカの記憶~ 【ジャンル】漫画 【名前】ベンキマン 【属性】古代インカ超人 【大きさ】身長185cm 体重87kg。和式便器に人間の頭と手足が付いている 【攻撃力】参考テンプレを数十cmの球状に丸められる 恐怖のベンキ流し:相手を捕まえて体の便器に流し込む自分より大きいタイルマンも肉団子にして流し込む ベンキマンには肛門が無いため、流された相手がどうなるかは作者にもわからないらしい ガム、タバコの吸い殻、パンツを流さないでくださいと背中に張り紙してあるので、これ等を流すと詰まる。 タイルは流せたのでこれ等以外は可能かと パンツは穿いている状態なら流せる エラードスピン:頭のウ○コ状のオブジェをドリルのように回転させて攻撃する。自分の通常攻撃が全く通じない奴を痛がらせることが可能 【防御力】新幹線を一押しで東京から北九州まで滑らせるタイルマンの突進を受け止めてられる 【素早さ】達人並み 【長所】マッスルグランプリに参戦 【短所】体の中にパンツを詰められると調子がおかしくなって死ぬ 背中にわざわざ弱点を書いた貼り紙をしている 【戦法】捕まえて丸めてベンキ流し 【参考テンプレ】 タイルマン:体がタイルで出来た超人 身長225cm 体重5t vol.108 430 :格無しさん:2015/01/22(木) 17 12 29.33 ID dcOmX0re ベンキマン考察 攻防は凄いが素早さは微妙 タイルマンの動かした新幹線のスピードから考えて音速反応位はあってもいい気がするけどゆでだから仕方ないね 超人だし超人の壁から ○ビリードレイク ブーメラン全く効かない。捕まえて便器流し勝ち ○南風まろん 便器流し勝ち △泉新一 すばしこくて攻撃当たらん ○竜使い 便器流し勝ち ○もょもと 便器流し勝ち ×タケル 突っ込んでいって逆に一瞬で蒸発 △魔王 便器そのものから魂なんて抜けるんか? ○ラシャーヌ 便器流し勝ち こいつ恐竜当たりだろ △倉本 素早すぎて攻撃当たらん ○くにお 便器流し勝ち ○花山薫 便器流し勝ち ○主人公 便器流し勝ち ×アラジン ジーニー負け △夜知春亮 攻撃当たらん ×アッシュ 火炎放射器で丸焼き ×テリー 凍結負け ×弥五郎 斬殺負け ここから下は攻撃力不足で分け連発なので大丈夫っしょ アラジン>ベンキマン>主人公(FEAR) vol.103 813 :格無しさん:2014/09/16(火) 00 47 35.30 ID v5pNPa4V 810 なんでも流せるとか、そういう設定でもあるのか? 816 :格無しさん:2014/09/16(火) 10 56 48.91 ID YUiHZsbj 813 無い 817 :格無しさん:2014/09/16(火) 11 09 21.77 ID 6xmdwfVJ 816 パンツ流すと詰まってたしな 821 :格無しさん:2014/09/16(火) 12 32 35.28 ID v5pNPa4V 816 それだと タイルは流せたのでこれ等以外は可能かと の根拠がなくね 823 :格無しさん:2014/09/16(火) 17 24 27.15 ID YUiHZsbj 821 吸い殻、ゴム、パンツは詰まるから流さないでくださいってことで 普通は流せないタイル流せるんだから流すなって書いてある物以外は流せるんじゃないかと 833 :格無しさん:2014/09/16(火) 23 47 33.33 ID QHcSja5k 829 そもそもベンキマンはキン肉マンを1回流せたんだから、 描写の多いキン肉マンで書いた方がいいと思って本編描写拾った。 演技をしてからの不意討ちとはいえ 2トンの動かない怪獣を持ち上げることができ(20回超人五輪予選) 超人を月まで投げられるキン肉マン(ジェシー戦)が抵抗できずに流し飲み込まれた。 キン肉マンの反応速度は、月から地球まで20分で飛行できる「遅い超人」より(20回超人五輪予選) 早く飛行できるスカイマンを飛行中に捕まえられるテリーマンと互角くらい。 飛行移動速度は「遅い超人」よりなお遅い。走る速度は不明。 ベンキマンは、最高時で、キン肉マン、タイルマン、カニベース、キングコブラ(超人)、 甲子園球場のグラウンド部分を1mほど水没させる量の水を流し飲み込めた。 847 :格無しさん:2014/09/17(水) 18 58 55.17 ID lRqEMLH1 833 横からだがちょっとツッコミ 地球~月間の飛行速度に関しては、ロビンマスクが「人間のフルマラソンのオリンピック記録と同程度のタイム」で往復できる、という設定がある それで、スカイマンの飛行速度はロビンマスクの地球~月間の往復タイムより20分弱程度は遅い程度 キン肉マンの飛行速度は、ロビンマスクが地球~月間を往復する程度の時間で、地球から月まで辿り着いてなおかつ出発できる程度 キン肉マンとベンキマンが戦ったのは、甲子園球場ではなく東京競馬場 849 :格無しさん:2014/09/17(水) 20 43 55.43 ID pFGi/BJh 847 そうなると、ロビンマスクの飛行速度は月~地球間約60分だからマッハ313。 スカイマンは70分でマッハ260かの。 ベンキマン戦は「体型が理想から少し遠くなってる」ことがハッキリしてるので ジェシー戦(月投げ)から弱体化してるかも。 (理想の体型では10万人中100人に残れるレベルなので相当だが) しかし、国立競技場のスタンド定員は6万2千のはずなのに(当時)、10万入るとは… 851 :格無しさん:2014/09/17(水) 22 10 04.82 ID I/o4H8D8 849 プロレスだとグラウンドも観客席に出来るんで収容人数が増えるんですわ 852 :格無しさん:2014/09/17(水) 23 56 02.73 ID pFGi/BJh 851 超人五輪予選には10万の超人が参加したんだけど グラウンド部分には予選参加超人はいない描写になっているので スタンド部分だけで10万人入ってると思われる。 でもまあ、このくらいのリアルとの差異があってもいいだろw
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/6133.html
ケンダマン〔けんだまん〕 作品名:キン肉マン 作者名:[[]] 投稿日:2011年5月29日 画像情報:640×480px サイズ:156,641 byte ジャンル:ぐぬぬじゃねえ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2011年5月29日 ぐぬぬじゃねえ キン肉マン 個別け
https://w.atwiki.jp/yarunikuman/pages/142.html
チーム選択時の3つの質問&回答(知性チーム) + 【① なぜ王位に挑むのか?】 172 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 14 29.18 ID /hrPzF4N [9/28]【① なぜ王位に挑むのか?】. ―――┐ ∥ |.. / ∥ |... / ___ ∥ | // ..........\  ̄ / ̄\..\..\ _ _\ 俺こそが 正当な 王位継承者だから… \..\...≧大≦.....| |......|...| |.. |.. というのは 前に話したわけだし| |......|...l |.. l...| < ̄ ̄ T r ⌒」| そういうことが 聞きたいわけではないよな? _// ̄ T...「 |∧ /...../.../ (‐ ナ 、...l/∧...../.../  ̄ ̄ l....//∧..、/ | ┌ ┐ l |/.....\___/ ∧ \ 人  ̄ ノ/|\...l..| |...|...l 、// ∧ \ ―‐ /...| l..l..| |...|...| \ ____ / \ / ヽ、 _ノ \ あれから オメーの答えが 何も変わってねーんなら それでも構わねーお / (●) (●) \ | (__人__) | 今のオメーが なんで こんなに世の中乱してまで 王位に挑むのか \ ` ⌒´ /ヽ / \ 正直に聞かせてくれお ( ヽγ⌒) ヘ \ ̄ ̄ ̄\__/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ {;;;;;;;} L;;;;」178 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 18 30.04 ID /hrPzF4N [10/28] _ ∥| \ ∥ |_ 丶 ´、_ _ // ∨ 、 / }l ⌒ // l ノ| 、― 、 ― z }l | __l ノ ̄( _  ̄\ 八 l__ 【妄執に決着をつけるため】 【1D100 58】 / 八{ ´ 二 ヽ ))/ \\ \__ __/ l \丶 ̄ ノ ..イ l、 l l ≧ \ ≧ 、 【今の自分ならキン肉星を良くできる】 【1D100 15】 r≦三 、 /| | l 二二 ≦/ | |l \ | | | l | r \ / ̄ ̄ ̄、\ _| | | l ー | l| | | | | | 【母のため】 【1D100 33】 l ll | | |、_∧ |―l| | | l l l l | | l| l l| | | /∧_ / | | | ヽ ∧/∨/ |l | | l| l l| | | /― 丶ィ |l | l ∧/∨ |l |l ノ ノ l l| | | /  ̄\ヽ}l | | | | /∧/∨ /|l | \__// \l| | l / |l | | | | ∧/∨ |l | ――≦―‐ 、 ll / |l | | | | _ ≧/ |l201 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 27 19.10 ID /hrPzF4N [11/28] ___ 「 匕 __ \ > "  ̄ ̄ "<___/ ┌┘. .ヽ / -  ̄ ̄ ̄「 ̄l ̄ ̄\丶 ノl/ ⌒丶 l 「 ……お前から 教えてもらった言葉を用いるなら | | l | l ≦l l___ ノ ノ l | | l ―… イl |二二大∨〈 俺が 俺自身に納得するためだな | l / | | \ l人( O ノ┘ ."<  ̄ …‐――‐匕 l | | \ ニ≦ ノ| | .∨/ \  ̄ ̄// | l | T  ̄ | |/. .∨ ∨ こうして 神と 元老院に 大義名分をもらった今 \ // l | ∧ .∨/ 」 /| |∧ .∨ ∨ T l | /∧ ∨> ". .\_ 」 |/∧ .∨// 俺が それに応えられる 王の器であるか否か… l ∧ 7 ノ ∧≧ 、∨ \  ̄ ̄ / \ ≦ /.../ ∨ | 丶 ―― \ // ∨ 確かめたいんだ \人 / ̄ ̄/\  ̄ ̄ ∧/ ∨ l⌒\ l  ̄ ̄/\ l __ _ ノ//∧/ ∨ l⌒\ |  ̄/\ ノ _// /∧/ ___ / \ オメーが 王位を目指すことで / \ , , /\ / (●) (●) \ こんな大事になっててもか…? | (__人__) | \ ` ⌒ ´ ,/. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ オメー 真っ当に名を上げたお? | ,___゙___、rヾイソ⊃ | `l ̄ これで 王位を勝ち取れなきゃ オメーには偽王子って肩書きが. | | ずっとついて回ることになるお…!?215 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 33 12.00 ID /hrPzF4N [12/28]. ―――┐ ∥ |.. / ∥ | ああ それでもだ……!!... / ___ ∥ | // ..........\  ̄ 勝手かもしれんが 俺にはこれしかないと / ̄\..\..\ _ _\ \..\...≧大≦..... すがり続けた 妄執なんだ これは……| |......|...| |.. |..| |......|...l |.. l...| < ̄ ̄ T r ⌒」| 結果がどうなろうとも 確かめなければ _// ̄ T...「 |∧ /...../.../ (‐ ナ 、...l 俺は 別の道に進んだとて 立ち止まったままになる…/∧...../.../  ̄ ̄ l....//∧..、/ | ┌ ┐ l |/.....\___/ ∧ \ 人  ̄ ノ/|\...l..| |...|...l 、// ∧ \ ―‐ /...| l..l..| |...|...| \ ∥∨ ∥/ ∨ あの時は 一人も足を止めてくれない ∥///∨ ―― 実の伴わない 青二才が何をと 思われたかもしれないが… /. | | .\ \\ _ _...// l....l..l>三<..l....| l 今度は違うぞ 王位への筋道が見えている……!! | l....l..| ⌒ |..l....| | | _l....l..| |..l....l __ | 俺は 本気で 全てをかけて 王位を勝ち取りに行く!! | \__ >. .< __/ | > "  ̄ l∨.../.../ ∧.. ∨/ | ̄ " <―< |...|..| /|∧/.../ 乂_乂 ∧....∨ | |..|...l >――// |...|..| /|/∧/  ̄ ̄ ∧ // | |..|...| |...|..l - _// |...|..| /|//∧ ( ⊂⊃ ) /// | |..|...| |...|..| -_ + 【② 正義超人・悪魔超人・完璧超人の3陣営とどのようにやっていくのか 本人がどう思っているか、スタンスや距離感などなど】 234 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 45 47.64 ID /hrPzF4N [13/28]【② 正義超人・悪魔超人・完璧超人の3陣営とどのようにやっていくのか 本人がどう思っているか、スタンスや距離感などなど】 _ ∥| \ ∥ |_ 丶 ´、_ _ // ∨ 、 / }l ⌒ // l ノ| 正義 悪魔 完璧の 三陣営とは 話が大きくなったな… 、― 、 ― z }l | __l ノ ̄( _  ̄\ 八 l__ キン肉王家はたしかに 正義超人の象徴的な存在だが / 八{ ´ 二 ヽ ))/ \\ \__ __/ l \丶 ̄ ノ ..イ l、 l l ≧ \ ≧ 、 正義超人としての実権は むしろ 宇宙超人委員会の方にある r≦三 、 /| | l 二二 ≦/ | |l \ | | | l | r \ / ̄ ̄ ̄、\ _| | | l ー | l| | | | | | l ll | | |、_∧ |―l| | | l l l l 俺が キン肉大王になったとて | | l| l l| | | /∧_ / | | | ヽ ∧/∨/ |l | | l| l l| | | /― 丶ィ |l | l ∧/∨ |l 俺の意向では どうにもならない話じゃないのか? |l ノ ノ l l| | | /  ̄\ヽ}l | | | | /∧/∨ /|l | \__// \l| | l / |l | | | | ∧/∨ |l | ――≦―‐ 、 ll / |l | | | | _ ≧/ |l ___ キン肉王家の影響力は 無視できねーだろうお……!! /⌒ ー、\ /( ●) (●)\ ましてやる夫は 悪魔超人だお? / ⌒(__人__)⌒ \ cー、 | |r┬-/ ' |⌒,一っ 正義超人の象徴 キン肉王家の次期大王に 手ぇ貸したら ,へ λ \ `ー‐' / 入 へ、 /ヽ /\ 悪魔超人にどんな見返りがあるか… 気になって当然だお241 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 50 15.55 ID /hrPzF4N [14/28] ___ 「 匕 __ \ > "  ̄ ̄ "<___/ ┌┘. .ヽ / -  ̄ ̄ ̄「 ̄l ̄ ̄\丶 ノl/ ⌒丶 l 「 | | l | l ≦l l___ ノ ノ l | | l ―… イl |二二大∨〈 【まずは王家の地盤固めからだ】 【1D100 10】 | l / | | \ l人( O ノ┘ ."<  ̄ …‐――‐匕 l | | \ ニ≦ ノ| | .∨/ 【超人は一枚岩になるべきだ】 【1D100 32】 \  ̄ ̄// | l | T  ̄ | |/. .∨ ∨ \ // l | ∧ .∨/ 」 /| |∧ .∨ ∨ 【このチームが懸け橋になるのだ】 【1D100 52】 T l | /∧ ∨> ". .\_ 」 |/∧ .∨// l ∧ 7 ノ ∧≧ 、∨ \  ̄ ̄ / \ ≦ /.../ ∨ | 丶 ―― \ // ∨ \人 / ̄ ̄/\  ̄ ̄ ∧/ ∨ l⌒\ l  ̄ ̄/\ l __ _ ノ//∧/ ∨ l⌒\ |  ̄/\ ノ _// /∧/258 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 54 45.93 ID /hrPzF4N [15/28] -―― \ / / / /\ フフフ……!! こ | __ / _ / // ヽ こ | / ) /{ <益/ / / / ‘, それこそ この王位争奪戦が 大きな意味を持つとは思わないか? さ | / __/ ∧ \ {/ ̄\_{ i. ! │ __/_,ノ /∨宀 } ー‐く _/ | | _/ ̄ / | 廴_,ノ { ̄\ \ | 俺が正義超人の象徴 キン肉大王となり_. / __/ \ ̄| | / /(_r‐)_/ ̄ ̄\ \ / /| \( / \ }_,人_,ィ⌒ヽ ∨ //`ー‐ __ |\ \ / |___/ | お前は 七人の悪魔超人の頭目……!!. | \ \ |_/ 一'’ ∨ | r‐ ニ イ} |\\ / │ |. | 〈}__// / ヽ| 乂__/ / }/| | │. 人___/__/ \ / /| |___」 ̄\/. {\______| __|}>‐┬‐<_/| |/ /  ̄ ̄ ̄\_. /\___/| // ∧{ |\______/ |// / \ / l / / / | | / / / )\---- / \.....〉--- / V-- / U __ | f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ̄´ 〃.........\ | | そして そこにいる オメガマンは 完璧超人だ!_ ∥..................ヽ l |......≧、 ∥.......................| l_ | 俺たちが勝ち上がることは そのまま 三属性の融合に繋がるだろう!!......... l \ l{........................ l / / ヽ_________________________________乂_......... | \\.................ノ l >....../ ̄ ̄  ̄ ̄ ∨ \/ V. . U /l 〉. . . l/ /. . . . / フォアッッッ!!!???. . . . ― 、l. . . . / /. . . . . / / /. . . . . \ /、. . . . . \/ /-\. . . . . /---丶 . . . . /295 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 21 59 34.39 ID /hrPzF4N [16/28] ____ /⌒ ⌒\ おおっ!? /( ●) (●)\ / ⌒(__人__)⌒ \ なんだオメー 完璧超人だったのかお!! | |r┬-| | /´ ̄``゛'- ._‐´ / ネプチューンマンたち 元気でやってっか!? | ___) \. | \ あれから1年 音沙汰ねーから 気になってんだお!!. |  ̄) | | ̄ ̄ ̄ _ _r≦ _ ヽ /∧...l....l....l..l ノ V あ ああ……!! /...≧レ v v/八 v l...〃 _ヽl /_ ` V/ その まあ 健在だ……!! /...l{U ノ|、 l イ  ̄ ̄ ――― _ /......l{ 〈|〉 | ノ /- _ /....... ∧. U /l | l\ l≦ 、 /---- _ か 完璧超人界も広くて _/―‐ 、/∧ \l | l/∥ \ l--------_ _/..........ヽ.............V ∧ l /l \ |--------- 先遣隊のメンバーと 俺は /........ヽ...............∨.........∨/ ≧―‐ //|≧ \ /---------- /..................∨.............V...........V///////// \__ _ ≧ __/----------- ほとんど 顔を合わす機会がなかったがな……!! _/........................V..............V...........∨//// / ヽ -------------------/  ̄\.................∨.............V...........l  ̄ Y l----------------- ヽ...............∨............∨ ̄| | |--------------- ∧..............∨  ̄ }∧ | | |------------- f´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ /∧/ ̄l∧ l/∧ 丿 | |---------  ̄ | そっかー… そいつは残念だお ∧ |/∧ ノ l l------  ̄ ヽ______________乂_ ∧ ノ / 丶 ∧‐‐≦323 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 08 15.09 ID /hrPzF4N [17/28] _ __/....\- 、_ (フォオオォ~~~ッ……!! l..............\........l.....l.......} 〃――、 /l 了! 丿、丿ヽ 完璧超人という 出自で 参戦したのだから __/ V /..........l\ U ―‐ 、 ∨ そう扱われるのは構わんが l............./ ̄ ___ 、..........ノ V l........../ l....................〉 _  ̄ 言うに事欠いて 友好の懸け橋だと~~っ!? \....l U 、............/ ∧ V /∧  ̄ ` __ l '/∧ /.. ∧ l | じゃあ 私が ニューソク・デ・やる夫を狩ったら ___'∧ . ∧ | l. /.....................\ U \ . ∧ソ , それはもう 世間を揺るがす裏切りではないか……!!... /.................................\  ̄ /-∨ ___/ /........................................ \ ____ /---∨/____/ ---/. /_.............................................\ ---------------------------=≦ __ やめろやめろ その路線を大々的に押し出すな……!!). /..........\............................................\-------------------------了 -........................\............................................\---------------------- /..............................\............................................\ ----------------- /....................................\............................................ヽ-------/ ̄ ̄ ̄ ―┐ / ′| / / | ...丶 ̄ ̄ -. \ .\ \ 争奪戦の直後は 王家周りも 慌ただしくなる… ∨ \ .\ \</ ∨ _|_ l ⌒ /. 正義超人全体どころか 属性間などという 広い問題にはそう手を伸ばせまい ∨l ≧ __ ∨. / ∧| __/. / 「_ヽl ∧l l/. / r ノ 「| だが 俺たちの闘い自体に意味を持たせられるなら…/ | | / ̄ ―― l |/ | |/ _ l/ それは 正義超人の象徴たる キン肉族に相応しいと思わないか/ 人 l ( ノ l / ⌒丶 \  ̄ / \// \ ―\ _ // l .\// \  ̄) イ/l | l \ + 【③ 王になった後の他候補者の処遇について】 358 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 14 50.62 ID /hrPzF4N [18/28]【③ 王になった後の他候補者の処遇について】 ∥∨ ∥/ ∨ ∥///∨ ―― /. | | .\ \\ _ _...// l....l..l>三<..l....| l キン肉マンはじめ 他の候補者をどうするか か… | l....l..| ⌒ |..l....| | | _l....l..| |..l....l __ | | \__ >. .< __/ | > "  ̄ l∨.../.../ ∧.. ∨/ | ̄ " <―< |...|..| /|∧/.../ 乂_乂 ∧....∨ | |..|...l >――// |...|..| /|/∧/  ̄ ̄ ∧ // | |..|...| |...|..l - _// |...|..| /|//∧ ( ⊂⊃ ) /// | |..|...| |...|..| -_ ____ / \ おお 大事な話だお!! / \ / \ / (●) (●) \ やる夫が引き込んだ連中が バラけて参加してんだ…!! | (__人__) u | \ . |┬-r| / チームごと処刑なんて言われようもんなら やってらんねーお…!! / `ー´9mー ) `ーー‐'゙367 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 20 49.34 ID /hrPzF4N [19/28] ___. / | | // | | l∨  ̄∨. 【登用】 【1D100 11】 | | ̄\ __ ∨. _____|_| \ ` ´ / ! 【追放】 【1D100 74】 / | | |. / / t─ュ t‐ュ| / / / / /│ / .__〉∨\ 【関与せず】 【1D100 90】 / / / / / l| \ γ っ`./ / / / / / ||l \乂___ノ / / 【処断】 【1D50 15】 __/ / / / \ // / / ____/ . ' \ __ / /. \ \ | | / / \ | | | . .' | | | | | | l| | | | | | \ '. .| | l| | | '. '. '. \ /\ / \ \382 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 24 32.27 ID /hrPzF4N [20/28] / \ / \ ……何もしやしないさ ― … \ 〃>/.................\\ そもそも 俺たちは たまたま 同じ病院で生まれただけの他人 人_ ......./ ̄\......\丶 l 「 \_ \........ | | 本当に 王家の血を引いているのは一人だけなんだ ┴ |......\ .......| | \.......\ | >l | | 「 ̄l l 丶.......| > " . | 正当な 継承者が決まった後は 他の候補者に継承権はない  ̄ |..> " イ L _ 人 ノ> " //| / 血筋を利用し 担がれる対象にはなりえない ___ /)/ノ ' ヽ、\ / .イ '(●) .(●)\ ………… / 二) (__人__) \ | 二ノ ´ ⌒` | \ ヽ /400 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 30 37.61 ID /hrPzF4N [21/28] _ ∥| \ ∥ |_ 丶 ´、_ _ // ∨ 、 / }l ⌒ // l ノ| 仮に 俺が敗者の立場なら どうしてほしいかという話だ 、― 、 ― z }l | __l ノ ̄( _  ̄\ 八 l__ / 八{ ´ 二 ヽ ))/ \\ \__ 俺が大王ではないと 決着がついたのなら…… __/ l \丶 ̄ ノ ..イ l、 l l ≧ \ ≧ 、 r≦三 、 /| | l 二二 ≦/ | |l \ | | | l | r \ すぐにでも切り替えて それぞれの道を往くべきだ / ̄ ̄ ̄、\ _| | | l ー | l| | | | | | l ll | | |、_∧ |―l| | | l l l l | | l| l l| | | /∧_ / | | | ヽ ∧/∨/ |l そこに 関与はすべきじゃないと 俺は思う | | l| l l| | | /― 丶ィ |l | l ∧/∨ |l |l ノ ノ l l| | | /  ̄\ヽ}l | | | | /∧/∨ /|l | \__// \l| | l / |l | | | | ∧/∨ |l | ――≦―‐ 、 ll / |l | | | | _ ≧/ |l ____ / \ / _ノ ヽ、_.\ ……みんながみんな オメーみたいに切り替えれるか? / (●) (●) \ | (__人__) | 前のオメーみたいに 王位を諦めらんねーって / ∩ノ ⊃ / ( \ / _ノ | | 囚われる奴も いるかもしれねーお……? \ “ /__| | \ /___ /421 名前:肉織部 ◆GR/4OUYYtPkG [] 投稿日:2023/02/18(土) 22 38 19.69 ID /hrPzF4N [23/28] -―― \ / / / /\ フッ……!! こ | __ / _ / // ヽ こ | / ) /{ <益/ / / / ‘, さ | / __/ ∧ \ {/ ̄\_{ i. 俺が勝者だったなら 妄執に囚われた奴が向かってくる限り ! │ __/_,ノ /∨宀 } ー‐く _/ | | _/ ̄ / | 廴_,ノ { ̄\ \ | そいつに根気よく 納得をくれてやるさ…!!_. / __/ \ ̄| | / /(_r‐)_/ ̄ ̄\ \ / /| \( / \ }_,人_,ィ⌒ヽ ∨ //`ー‐ __ |\ \ / |___/ | お前が 俺にしてくれたようにな……!!. | \ \ |_/ 一'’ ∨ | r‐ ニ イ} |\\ / │ |. | 〈}__// / ヽ| 乂__/ / }/| | │. 人___/__/ \ / /| |___」 ̄\/. {\______| __|}>‐┬‐<_/| |/ /  ̄ ̄ ̄\_. /\___/| // ∧{ |\______/ |// / \ / l / / / | | / / / )\ ____ /_ノ ヽ\ オメーみたいに 人の話聞かねー奴がか? / ( ●) (●)、 / ⌒(__人__)⌒\ ヤララララ……!! | |r┬-| | \ `ー'´ / そいつは心配だお!! ⊂⌒ヽ 〉 <´/⌒つ \ ヽ / ヽ / \_,,ノ |、_ノ
https://w.atwiki.jp/yudetamago_soko/pages/167.html
読み切り編 闘いの軌跡総集編スペシャル!! キン肉マン外伝・ベンキマン~失われたインカの記憶~ キン肉マン~超人血盟軍、結成秘話~ キン肉マン~奇跡の救世主伝説の巻~ キン肉マン特別読切 ラーメンマンとブロッケンJr.~恩讐の彼方に~ キン肉マン超人列伝 ウルフマンの巻 -土俵上の士(もののふ)- キン肉マン超人列伝 カレクック -愛と怒りの聖人-の巻 連載40周年特別読切 さよなら、キン肉マン!!の巻 『キン肉マンII世』特別読切 テリー・ザ・キッドの夜明け こち亀×キン肉マン 正義超人亀有大集結!! 働け!!ゆでたまご 第1話 キン肉マン(嶋田隆司先生)×ネメシス(中井義則先生) 働け!!ゆでたまご 第2話 ウォーズマン(嶋田隆司先生)×ロビンマスク(中井義則先生)
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/744.html
【作品名】キン肉マン 【ジャンル】漫画 【名前】ガンマン 【属性】完璧始祖漆式(パーフェクト・オリジン“セカンズ”) 【大きさ】302cm580kg 見た目は一対の鹿の角生やした一つ目の人型。肌は岩っぽい 【攻撃力】ピサの斜塔を押して真っ直ぐに出来る キン肉マンを絶命させたスニゲーターの奥の手を筋肉の盛り上がりで外せる。パワーではキン肉マンを上回る ストンピングでエルクホルン・シザースを防ぐ亀の甲羅を踏み砕く 本顔(リアルフェイス)あぶり出し固め;フルネルソン式のキャメルクラッチに見える エルクホルン・シザース;頭の角で相手を挟み込む。ガンマンの打撃に耐えるスニゲーターを一発で血塗れにする技 エルクホルン・コンプレッサー;エルクホルン・シザースからのコンポ。角で挟んだ相手にアルゼンチンバックブリーカーを極めて大ジャンプし、空中で反転してリングに角から落ちる衝撃で相手を両断する技。 完璧・漆式奥義エルクホルン・テンペスト;角をプロペラのように回転させ切り刻む技。奥義というからにはシザースやコンプレッサーより威力は上だろう 【防御力】キン肉マンを絶命させたスニゲーターの奥の手でダメージを受けない 宇宙空間でも生存可能な筈 【素早さ】キン肉マンと格闘できるスニゲーターと格闘できる 飛行可能。速度は月にまで数時間で往復できる奴より下ということはあるまい 【特殊能力】 真眼(サイクロプス);ガンマンの眼は数億年先の未来まで見通せる 相手の動きを先読みすることも可能。スニゲーターの動きを完全に見切っていた 眼から放つ光線で相手の真実の姿を暴く。作中ではスニゲーターの変身を解除し、観客のカツラや厚化粧をはぎ取った 【長所】真眼の便利さ 【短所】スレ的にエルクホルンより強いストンピング 【戦法】真眼で先読みしつつエルクホルン・テンペスト 【参考テンプレ】 【名前】キン肉マン 【属性】正義超人 第56代キン肉大王(宇宙人) 【大きさ】185㎝ 90㎏ 【攻撃力】ビビンバ曰く1tの超人相手でも余裕で技を掛けられたらしい 新幹線を一押しして東京駅から新横浜まで走らせる事が出来る。 新幹線を一押しで東京駅から小倉駅まで吹き飛ばせるカナディアンマンに競り勝つ怪力のアシュラマンやパイレートマンと 互角に組み合うことが可能。 宇宙旅行:同じくらいの体格の超人を月まで投げ飛ばすことができ、投げ飛ばされた超人が月にぶつかり月の一部が欠ける (地球からでも確認できるほどの大きさ)。 あんまり使わないのは本人曰く「投げたときに腕を掴まれたら飛ばないから」らしく、 実際自分が同じ状況に置かれた際にはその方法で難を逃れている。 48の必殺技:自分の打撃を何十発喰らっても立ち向かってくる強力な超人でも一発KO可能な関節技や投げ技。 光線技:自分と同じ大きさの怪獣を倒せるが、テンプレ時にはたぶん使わない 【防御力】常人の数百倍強靭な超人の体を簡単に真っ二つにするロビンマスクやラーメンマン、 前掲のアシュラマンやらパイレートマンやらの攻撃を受けまくっても耐える。 生身で大気圏を突破・突入したりできる。 肉のカーテンのポーズを取ると鋼鉄並の防御力を得る(通常時のキン肉マンでも苦悶する攻撃に耐える)。ただし、脇腹の古傷が弱点。 火事場のクソ力を有するため熱には強く、プラネットマンが投げつけた燃え上がる火の玉を身体で受け止めても火傷しない。 【素早さ】0パワーで移動速度が光速になっているバッファローマンを5mかそこらの間合いから反応して捕まえた。 自身と同等の反応・戦闘速度の奴と互角にプロレスが可能。 移動速度はオナラ飛行で数時間以内に地球~月まで往復できるくらい。 同じようなことができるロビンマスク曰く「(↑の競技で1位だった自身の)地球~月往復のタイムは人間のフルマラソン世界記録くらい」とのこと。 修正:vol.9 54 vol.6 142 自分:格無しさん[sage] 投稿日:2015/11/18(水) 02 05 39.33 ID NB9fNNeo (省略) ガンマン考察 攻撃力は月破壊威力以上で防御もそれ相応。素早さは戦闘、反応速度が1mから6万kmとする 揃った性能。以前考察したブラックホールと同じく空中要塞の壁上から見る △ジュラル星人の基地~デスザウラー こちらの攻撃は大きさで耐えられ、 あちらの攻撃は避けて分け ?デーモンスピリット 人間大の蠅より速く飛べるでは戦闘、反応速度が不明 △時空生命体ガルキメス あちらの方が速いか。攻撃は耐えて分け △島喰い~平将門 こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○ウルトラマン(かっとびランド) ~魔人ブゥ(OP映像) エルクホルン・テンペスト勝ち △マルゴリ~クラーケン こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ×仮面ライダーコア 体に触れて六千度の熱負け △ギガホース~島亀 こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○電気雲 寿命勝ち 負けより勝ちの数の方が多いので島破壊の壁上を見る △戦艦型(甲) こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ×バン王 こちらの攻撃は大きさで耐えられ、全能負け △レッドマン こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○スライバ~ネガ電王(ガンバライド) エルクホルン・テンペスト勝ち △タイラント(FE3) こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○怒んパッチ エルクホルン・テンペスト勝ち ○エディ 戦闘機の大きさは大体19m前後なのでエルクホルン・テンペストで削って勝ち △終末兵器アスモダイ 双方攻撃をかわして分け △カブト・ザ・キラー~カリスマデビルX こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○超魔ハドラー エルクホルン・テンペスト勝ち ○ガンガー~暗闇の雲 エルクホルン・テンペストで削って勝ち △ラブマシーン こちらの攻撃は大きさで耐えられ、あちらの攻撃は避けて分け ○ゼロムス~ガーゴイル エルクホルン・テンペスト勝ち ×ブラックホール(キン肉マン) ブラックホール負け ?しょくぱんまん アンパンマンと全く同じスペックとあるが何を根拠にしているのか、 同一である設定が存在するのならテンプレに書くべきでは ○漆黒の騎士ばいきんまん エルクホルン・テンペスト勝ち ×悪意の海岸 洗脳負け ○フォックス・マクラウドonアーウィン エルクホルン・テンペストで削って勝ち △カービィ(スマブラX) こちらの攻撃は避けられ、あちらの攻撃は耐えて分け まぁこんなもんか 悪意の海岸>ガンマン>漆黒の騎士ばいきんまん デーモンスピリットとしょくぱんまんは修正行きか